2018年2月22日木曜日

第7回福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ5日目(2月22日)

来んねキャンプ5日目の午前中は、宮崎市の白浜海水浴場で海水浴をしました!
天気にも恵まれて半袖で遊ぶ子どももいました!


初めての波にはしゃぎっぱなしの時間でした!海に向かって走り、押し寄せてくる小波から逃げることを繰り返したり、浜辺に書いた文字が波で消されたりと、様々な新鮮な経験を積んでました。


砂に埋まって人魚のようになったり、「波のバリアだー!」と言って大きな防波堤を作ったりと砂遊びも満喫しました!
りくくん(5歳)は「海遊び楽しかったねー」と、まだまだ遊び足りない様子でした!


保護者の方々からは「こうして子どもが海遊びをするのは初めて」
「子どもがこうしてドロ遊びに夢中になるのは、2歳ごろまで砂遊びもダメだと言ってきていたからかなあ」と様々な感想があがりました。


砂浜を裸足で遊ぶのも初めての子どもたちが多く、普段見れない笑顔にお母さんたちも楽しそうでした。


原発事故のあと、汚染水を流している事もあり、福島の海には近づくのが不安なお母さんたちが、宮崎ではじめての海遊びを子どもたちにさせれる時間でした。
文責:山形大学 田波凪覇/アースウォーカーズ代表小玉直也





昼食のバーベキューは、アースウォーカーズのメインスポンサーでもあるコインランドリードルフィンの幸森 雄次郎さんらに準備していただきました。 


豚肉や牛肉だけでなく、地元で採れた野菜などの様々な食材があり、お腹いっぱいになりました。
子供達用のお肉もあり、参加者は全員楽しんでいました。


ドルフィンさんと数人のスタッフがバーベキューの準備を行っている間、子どもたちはスタッフと元気に遊んでいました。
一方、保護者の方々や数名の子どもたちは 、芝生の上で中村 祐美子さんら4人のインストラクターのご指導の下、ヨガを楽しみ笑顔が広がっていました。


 一人の子供はとても体が柔らかかったですが、お母さんの中には硬い人もいて、苦労していました。
しかしながら、やはり各々が笑顔あふれて楽しんでいました。


今回ヨガの体験をして下さったワナカムヨガスクールの皆さんが、事前にもチャリティーヨガで10万円の寄付を集めてくださり、今回の参加者の交通費などに活用させていただきました。
ありがとうございました。


せいなちゃん(5才)は、「外で食べると美味しいね。」と楽しそうに食事をしていました。
せいなちゃんのお母さんは「以前まで自分達は外でバーベキューをするということはよくあった。


しかし原発事故以来、外でご飯を食べるということはすっかり無くなってしまった。
久々に屋外でご飯を食べることができて、美味しく楽しく食事ができた。」とおっしゃっていました。


スタッフも参加者も楽しい食事で元気になりました。
また、昼食のバーベキューも初体験の子どもたちから、「お外で食べるのも美味しいね!」「風が吹いてるね」など自然を体感しながらの声も聞けました。


それを聞いて、「裸足で砂浜を遊ぶだけでなく、バーベキューなど外での本当に身近な体験が初めてなんだと実感しました。」と学生スタッフからのコメントもありました。
文責  宮崎大学1年  井手 淳也/アースウォーカーズ代表小玉直也







バーベキューを終えると、次は清武ホースパークで乗馬体験を行いました!
子どもたちは、大きな馬を見てびっくりしてとても興奮していました!


を乗りこなしている子どもたちはいつもよりかっこよく見えました!
また、今回も参加する子どもたちはもちろん、お母さんたちも初めての乗馬体験で大盛り上がりでした。


その次は、馬とウサギにエサやりをしました!
子どもたちは、最初は恐がりながら馬に人参をあげていたものの、慣れてきたら我先に何度も何度もエサをあげていました!


はるた君(6歳)は、馬から降りてくると「楽しかった!」と笑顔で答えてくれました!


はるた君のお母さんは、「福島にも乗馬体験が出来る場所はあるものの実際に行く機会はなく、今日は子どもたちの楽しそうな姿が見れて良かったです。」と感謝の言葉を述べられていました!


ホースパークはオーナーの新盛さん、ボランティアの野崎さんおよび、スタッフの方々にご支援頂きました。ありがとうございます。
文責 宮崎大学1年木村篤志/アースウォーカーズ代表小玉直也






シェラトンさんではてんこ盛りの内容でした!
はじめに、直前までJリーグの横浜マリノスやサンフレッチェ広島など、プロのサッカー選手も先週まで利用していたと言う天然芝の上で裸足で遊びました!


ボールを追いかけたり、サッカーをしたり、フリスビーを投げたり、かけっこをしたりと全身を使って遊びました!
福島では裸足で芝生の上を走る経験が出来ず、初めての裸足の体験に子どもたちは笑顔いっぱいに。


ほんの少しの時間でしたが、とても貴重な宮崎の自然との触れ合いとなりました。
お母さんたちからも「やっぱり子どもたちは、自然の中で裸足で走り回りたいんだなぁ。。。」そんなつぶやきもありました。
裸足で芝生の上を駆ける姿に、涙するお母さんたちの姿も見られました。




次に43階のチャペルに移動しました。宮崎の海や自然の景色を一望できる高さに驚きを隠せない子どもたちでした!
その後は温泉です!親子共々ゆっくりと1日の疲れを癒しました。


次にはビュッフェ形式のレストランです!とっても美味しい食事にお母さんたちも自然と笑顔が溢れていました!
子どもたちはチョコレートフォンデュにも挑戦しました!


連日の宮崎の美味しいものに、少々増量していたお母さんたちですが、堪能されていました。


最後はテントの中で焼きマシュマロに挑戦です!難しい焼き加減に親子で苦戦してました。
途中でマシュマロが炎に包まれ焦げてしまうハプニングもありました!


お別れの際にはお土産もいただき大満足でした!

この日のドルフィンさんもヨガスクールもホースパークもシェラトンも本当に連日多くの方々のご支援があっての今年の来んねキャンプも大満足の1日となりました。


そして、初めて参加した1年生の感想で「放射能で不安なお母さんたちが必死に子育てで子どもたちを守ろうとする姿に心打たれ、同時に福島で不安に思っていることが話せない空気があると聞き違和感を感じた。
一生懸命子育てを頑張っているみなさんが、胸を張って生きれる社会にして行きたい」と決意を語っていました。


震災から7年目となり寄付が減少し、開催の継続が困難になっています。
ぜひ、下記からご支援いただけると助かります
http://earthwalkers.jp/pg622.html


文責:山形大学 田波凪覇  加筆:アースウォーカーズ代表小玉直也
5日目分編集 アースウォーカーズボランティア 古賀渓太


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