2018年2月20日火曜日

第7回福島の子どもたち宮崎に来んねキャンプ3日目 (2月20日)

宮崎に来んねキャンプ3日目。
2泊おせわになった北郷蜂の巣キャンプ場をチェックアウトし、午前中、日南市北郷保育所で地元の保育園生と交流しました!


保育園では歓迎の歌のあと、ダンスやはらぺこあおむしを一緒にして遊びました!

参加した福島のお母さんの放射能から、子どもを守るために外遊びを制限させていることを聞いた園長先生が


「メディアでは報道されなくなった東日本大震災でもう落ち着いているかと思ってたが、目に見えない放射能の影響は深刻で忘れてはいけない」と熱く語ってくれました。


まなかちゃん(4歳)は、最初は恥ずかしそうにしてたんですが、徐々に仲良くなって最後にはプレゼントをもらって満足そうに笑っていました


まなかちゃんのお母さんは、「保育園の子どもたちが、福島から来た私たちのために色々準備してくれててびっくりしました!」と感動されてました!


また、「子どもたちは詳しいこと分からないかもしれないけど、福島の話を聞いて何かを感じてくれたみたいでよかった。」とおっしゃっていました。


追記
来んねキャンプ後のことですが、帰宅した子どもたちが家族などに福島のお友達が出来たと語ってくれたみたいで、保護者やおじいちゃんなどから感謝の電話をもらいました。
文責 宮崎大学1年 木村篤志/アースウォーカーズ代表小玉直也






お昼ご飯は南郷漁協さんからのかつおランチを振る舞っていただきました。
ホテルまるまんさんで新鮮なカツオをたらふく食べ、子どもたちはお子様ランチで満喫した模様です。


食卓には近くの海でとれた新鮮な魚を使った料理が並びました。
地元の名物であるカツオのたたきは大変おいしかったです。


参加者の一人は「原発事故の前は海の近くに住んでおり、漁師さんから獲れた魚を分けてもらうこともあった。
しかし現在では検査を通ったものでも子どもに食べさせるのは不安なため、地元で獲れた魚はもらわないようにしている。


なので新鮮な魚を食べる機会は少なく、宮崎のおいしい魚を食べることができてよかった」と話されていました。
また、「カツオは好きではなかったが,ここで獲れたものは臭みがなくおいしかった」とも言われていました。


保護者の方々は子供たちが食べるものについて様々なことを考慮しており、日々の食事に大変な労力を費やしているのだと感じました。
最後に子どもたちはカツオの一本釣りに使う疑似餌のストラップをもらって嬉しそうでした。





昼食後は前年度、道の駅で日本一になった南郷の道の駅に行きました。
小高い丘にある道の駅から太平洋を眺める見晴らしの良い絶景で、お母さんたちのシャッター音が成り続けていました。


昼食中のカナダ人カップルと話が盛り上がり、子どもたちも楽しそうでした。





スーパーで買い物をした後、サンチェリー北郷の温泉に向かいました。
「51℃の天然温泉」という熱めのお湯が特徴の温泉でした。


この日は男子のスタッフが多かったため、男の子はお母さんとは別々に入りました。
はしゃいでお湯を掛け合っていましたが、背中を流してくれたり体を拭き終わるまでじっとしていたりと、みんなとてもおりこうさんでした。


1,2年生のスタッフが頑張ってくれたため、子どもたちも楽しく温泉に入ることができたと思います。
お母さん方もゆっくりできたのではないかと思います。
文責  宮崎大3年  浦郷一哉/アースウォーカーズ代表小玉直也






温泉に入った後は、今年から始めて協力してもらえるようになった山椒茶屋でうどん、そばの夕飯を頂きました。
社長夫婦も一緒に食べながら福島のお母さんが震災後、放射能の影響で子育てで悩む話に耳を傾け、胸を打たれていました。



今日の宿泊は、アースウォーカーズの事務所に参加者15人が初の宿泊です。
体調を壊している子どももいるので、少々心配もありますが、元気な笑顔が子どもたちみんなに広がるよう頑張っていきたいです

文責/アースウォーカーズ代表小玉直也



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3日目分編集 コガケイ(古賀渓太)

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