2017年8月27日日曜日

第41回福島の子どもたち日帰りリフレッシュプロジェクト


第41回福島の子どもたち日帰り米沢プロジェクトが行われました。
今回は枝豆収穫に参加しました。

体調不良もありいわきから7名郡山から4名の11人のキャンセルがありましたが、福島・郡山から8人の親子の参加者で手塚農園に到着しました。


今回はドイツプロジェクトに参加した高校生のボランティア3人も初めて合流して、福島大1人、山形大1人、米沢女子短期大2人と小玉代表、合計16人で枝豆収穫をしました。

天気は快晴で、日焼け止めと虫除けの準備を万端にして収穫に臨みました。
枝豆で袋一杯にして帰るんだと、子どもたちは意気込んでいました。


枝豆収穫がひと段落ついたあと、急きょ近くの森に入りミョウガの収穫も始めました。
みなさんはミョウガの生えているところを見たことはあるでしょうか?

ミョウガを見つけるのはなかなかに難しかったようです!
子どもに限らず保護者や学生も生えているミョウガを初めて見てとても興奮していました。


ミョウガを取った後は1人一本トウモロコシを収穫して、いただきました!
手塚さんの枝豆集荷場でお礼をし、集荷場を後にして公園に向かいました。

お昼は肉のさかのさんのお弁当を買い大森山公園に向かいました。
大森山公園でみんなでお弁当を食べた後は公園遊びの時間です。


暑い日差しを受けながらも子どもたちは公園を元気一杯走りまわっていました。

高校生のボランティアも来てくれたので子ども1人とボランティア2人で遊ぶこともでき、子どもたちは遊び相手がたくさんいてくれて大いに満足していたようでした。


今回はドイツに参加した高校生も来てくれて、ドイツでの話をたくさん教えてもらいました。

ドイツに参加した高校生たちは、ドイツの高校生は自分から意見を活発に述べていて、福島の高校生との違いに驚いた、ドイツの高校生は自分の意見を発言できる力を持っていたなどと、ドイツから多くのことを学んで帰って来たようでした。



そしてこの学んだことを多くの人に知ってもらいたいとこれからの展望も語ってくれました。
そんな高校生の話を聞いて、海外で新しいことを学ぶ機会に自分から挑戦できる力を福島の高校生は持っていることを知りました。

学習意欲の高さは私自身も高校生から勉強になることがたくさんありました。
そして、これからの福島を担っていく子どもたちをサポートしていくためにも、海外で勉強をするといった貴重な経験ができる活動はとても大切で継続させていきたいと思いました。



今回は先週まで、アースウォーカズドイツプロジェクトに参加していた高校生たちの内、3名が米沢保養ボランティアに参加しました。
他のボランティアや保護者にも良い影響を与えた模様です。
高校生を含めた、ボランティアスタッフの感想を紹介します。


米沢女子短期大学1年:近内みほ(こんない)
今回の活動は3回目です。子どもたちだけじゃなくてドイツに行った高校生とも交流する事ができて、ドイツに行った高校生たちは、自分たちの意見を持つことを意識していると感じて、自分も頑張らないと行けないなあと思いました。同じ福島県民として、原発事故を通じて失ったものも大きいし、これからの将来が楽しみな高校生の話を聞けてよかった。
子どもたちは、自分が何気無く見ているものを遊びに変えていて、ススキや虫、子どもと遊んでいる時に自分の目線じゃなくて、子どもの目線で遊ぶのが大事だと思った。



桜の聖母学院高校1年:伊藤光雪:
今日はある意味はじめてアースウォーカーズの活動にボランティアとして参加して、子どもたちと関われたのがとても楽しかったです。
自分も子どもと同じ目線で枝豆を収穫したり、公園で遊んだりして、普通の生活でも子どもと関わる時間を作りたいと思いました。
枝豆収穫やミョウガはあまりした事がなくて、自分の地元の事から勉強とかしたいと思いました。
また、大学生とか大人の方と接して、大人の方が積極的にボランティアに参加していたのが、かっこよかったので、自分も大学や社会人になっても続けていきたいです。


枝豆は家でお父さんのお酒のつまみにしたいと思います。
大学生たちの感想を聞いて、やっぱり、自分の中で伝えるということの必要さは感じていたが、今日とくに、いろんな方にドイツの話をして、みなさん初めて知ったことも多かったので、これからも伝えることを続けていきたい。自分ももっと視野を広げて学びたい。
ドイツに行って自分自身が変わった。元からはこんなんで無かったので、いろんなん人にこのような海外体験やボランティアを通じて変わってほしいと思いました。


米沢女子短期大学1年:加藤ことの:
今回はじめて参加して、すごく楽しく、とにかく楽しくて、参加してよかった。ドイツに行った高校生の話を聞いて、自分より自分の意見を話しているのを見て、自分も視野を広げて行動すべきだと思いました。小さこと関わるのは楽しいと思ったので、次回も参加したいと思いました。



山形大学2年:藤田たかひろ:
感想は枝豆たくさん取れて、よかった。
初めての体験で枝豆の収穫の仕方を迷ったけどやりながら、出来た。
体験って良いなあと思いました。ミョウガも実と思ってたら、根っこというか土の中にあるのを初めて知りました。公園は一緒にはしゃげたのが久々で気持ち良かった。
ドイツに行った高校生たちの話を聞いて日本とまったくちがって、積極性があると感じました。
意見を言うというのが日本人は出来ないので、みんなが自分を主張するというのが驚きというか、羨ましく思いました。
エネルギーの話については、工学部ということもあり、興味があるが、実際に国に行ったことで、ぜひ自分も見て見たいと思いました。



福島大4年:上川もとき:
今日の活動自体は枝豆取るのもはじめてで、参加している子どもより自分の方が楽しんでいた。急きょ始まったミョウガ収穫もこういう活動の中で非日常の体験ができたのが、子どもにとっても私自身も毎月できて、良い活動だと思った。
高校生たちが大人びている。俺が高校一年のころより、比べ物にならないくらい、平和のことや原発のことなどに意識が高く、いろんなものに触れて自分で感じて自分の言葉で伝えている事が、社会人になっても良いことだと思いました。
自分ももっと早くそのような体験ができてればよかったが、これから、意識しながらそういうことに関わっていきたいと思います。


尚志高校1年:八木沢美咲:
今回、ボランティアに参加して、普段参加できない枝豆収穫やミョウガを採ったり、良い経験になったし、楽しかった。子どもたちと遊んだりして、いまなかなか出来ないが、心のそこから楽しめて夏休み最後の日を楽しめてよかった。
ドイツの体験を話して、聞いてもらった人たちに関心持ってもらったので、行って学んで来た事が良かったし、これからも再生可能エネルギーとかに関心をもって学んでいきたいと思った。
他で学べないことを学んで来たそして、貴重な体験を通じて大学生たちに成長している姿を見てもらい良かった。


福島高校1年:長島美侑:
手塚農園さんでは、夢中になって枝豆を収穫していました。山の中に入ってミョウガを生えているのを知った。山の中に入れるのは放射能を気にせず、土を放射線量を気にせず触れる米沢だからだと思った。小さい子に親が土をさわっちゃダメだよとか、枯葉の線量が高いというのを言わなくていいのが気が楽だと感じた。大森山公園では、たくさん動いていい汗をかきました。ドイツで学んで来たことを大学生と保護者に伝えた時に自分がドイツで学んださせられたことを、伝える事が今では普通だと思っていたけれども「言葉にして伝えるね」と指摘されて、改めて、自分が成長できていると感じたし、いい経験をさせてもらったと、自分の強みになったと思います。支援していただいている方ありがとうございます。


郡山から参加の菅野さん:
今回3回目の参加となりました。枝豆収穫などは小学生ぶりくらい体験。息子も楽しそうにいっぱい収穫してた。
高校生の話をきいて、私が高校生の時には何も考えていなかったので、今日の高校生たちは、しっかり考えていてすごいと思いました。息子にもこのような体験をさせてあげたいと思いました。


福島からの参加の塚原さん:
枝豆収穫は新鮮でおいしそうな枝豆を体験させてもらって感謝しました。元々、収穫体験も少ないですが、米沢の安全な食べ物を収穫したり、いただいて帰ってこれるのが、すごく楽しくて良かった。手塚さんのサービスでミョウガ収穫もさせていただき、初めて、土の中から生えているミョウガを収穫しました。福島では土の中に埋まっているものは放射能を気にしてしまうので、米沢でこのような体験ができて嬉しかったです。


今回はドイツに行った高校生の話を聞けて、まずびっくりしたのは、話を振られて、自分の体験をや思ったことを、堂々とみんなの前で話をしていたので、すごいなあと思いました。
やっぱり実際にあっちに行って自分のキャパを超えていろんな人と関わったという実体験と自分の意見を発表したという体験がすごく伝わって来ました。
原発事故があって今まで無関心で私自身もいたけれども、日本全体があまり考えてこなかっただけで、世界では学生の頃から、そういう放射能や戦争とか勉強したりディスカッションしてた事が初めて知りました。
アースウォーカーズの活動の中で子どもたちの学びがあるという事がすごく嬉しいし、私自身も少しですが関わらせてもらって学ばさせてもらっています。おつかれさまです。



2017年8月16日水曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト16日目 世界遺産ライン川流域の世界遺産・ローレライ



尚志高等学校1 八木沢美咲 訪問先:ローレライ
朝は近くのスーパーに行って色々な人へのお土産を買いました。金銭感覚がけっこう狂っているようでたくさん買ったら予想以上の額にびっくりしました。日用品からお菓子まで自分の買いたいものとかを選んだりすることがとても楽しくて普段からお買い物をすることが好きだったのですがドイツのスーパーは日本より遥かに充実していたのでお買い物をすることが本当に楽しかったです。今日はローレライを見ました。上から見る景色はとてもキレイで見に行った甲斐がありました。社会の授業で勉強したライン川を間近で見ることができてよかったです。上に行ってから昼食をいただいて、お肉もブドウもプレッツエルもリンゴも全て美味しくてとても充実していました。また電車から色々な景色が見れて城やライン川など日本ではお目にかかれない景色をたくさん見れることができて良い経験になりました。途中から雨が降ってきてしまったのですがそれも含めて楽しかったです。バスを待っているときも四つ葉のクローバーを探したり、お昼寝をしたりそれなりにやりたいことができたので私としては久々のピクニックがとても楽しかったです。また最後に電車が来るまでデニツが買ってきてくれた可愛くて美味しいドーナツを食べたりお買い物をしたり充実できました。

また難民についての話を聞き今ある難民の状況などについて詳しく知ることができました。難民についてあまり知らなかったのですがそれは他人事ではないことなので私も難民についてもっと知りたいと思いました。難民が毎年かなり現在では増えているそうでお金の問題や経済的な問題などさまざまなことが原因で難民が増えてしまったということを知りました。


ローレライ 鈴木ひなた
 今日は、ライン川流域にあるローレライという世界遺産を見に行きました、ローレライに向かう電車の移動中にいくつかの城を見る事が出来ました。城を見る事が好きなので見れて嬉しかったです。ローレライでは高いところから景色を見る事が出来、とても綺麗でした。お昼はピクニックをして皆でご飯を食べました。とても美味しかったです。神話であるようにローレライの石の上で髪をとかしながら婚約相手を探しているかのような情景が目に浮かびました。あまり知識が無いまま行ったので、よく理解する事が出来なかったので歴史や世界遺産について学びたいと思いました。とても貴重な体験が出来て良かったです。たかとうさんの難民についての話では難民は世界中で113人に1人の確率でいる事を知り、その多さにびっくりしました。また、難民の半数以上が子どもで将来についての夢を持てない子がたくさんいる事を知りました。また、国境を超えない国内避難民がいる事を初めて知りました。国内避難民は、問題が起きている国の国民であり、その国の政府が何とかしなければいけない政府自体が問題の根源であるという事を知りました。政府が変わらなければこういった問題が起こらない日はないのではないかと思いました。武力行使になる前に今自分がやれる事を見つけて、行動することが大切だと思いました。



8/15 ローレライ 緑川果琳
 今日ライン川の近くを見ることとローレライを見ました。ライン川の近くにはお城がたくさんあって歴史がたくさんある町なんだろうなと感じました。また、帰りの電車の中でローレライの岩を見て、大まかな岩をイメージしていましたが、割と小さかったです。しかし、見れた時の感動はすごかったです。お昼にはピクニックをしました。皆でピクニックをするのはすごく楽しかったですし、自然の中で食べるという事が久しぶりでした。震災が、自然の中で食べるという機会は減り、私にとって貴重な経験になりました。アンドレアスさんとカリンさんとの別れ際にはドイツ語で挨拶をしました。日本に帰ったらドイツ語で頑張って手紙を書きたいです。
 また、今日は夜にミーティングをした後、報告会の準備をしました。それぞれのグループでディスカッションをしていましたが、明らかに変わっていました。成長していたんだと思います。ドイツの高校生のようなディスカッションをしていました。まだまだレベルの違いはあるかもしれませんが人が話している最中に思う事があればどんどん言うスタイルになっていました。私のグループでは相手の意見を尊重しながら自分の意見も言いました。その結果、すごく充実したディスカッションになりました。ドイツメンバー8人が全員明らかに1人1人が成長しているし、日本に帰ってから友達や家族から驚かれると思います。成長する事が出来た事を実感でき、本当に良かったです。

2017年8月15日火曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト15日目 JUWI社訪問・アンドレアス宅バーベキュー

今日はマインツともの会代表の逸枝さんアテンドの元、マインツの郊外にある再エネ企業JUWI社見学をしました。
この会社は、再エネを世界中で促進するために、アドバイスをしているそうです。社内は、太陽の光が差し込み、電気使用を必要最低限に抑えた作りになっていて、広大な敷地内には、太陽光パネルと風車がずらりと並びんでいる、エコで地球に優しい企業でした。
また、社員の方々の電気自動車のためのコンセントが設置して合ったり、ビーチバレー・サッカーのコートがあったり、保育園が車内にあったり、社員が働きやすいようにと代表の方が考えられているそうです。
また、この会社は2人の大学生が開業したそうで、現在は世界中に拠点を置いて活動をしているそうです。この2人の大学生の行動力を目の当たりにし、次世代を担う高校生にとって大きな刺激になったと思います。
その後はマインツ市内を観光し、アンドレアスのお宅にお邪魔して、BBQをしました。
福島ではなかなか屋外で食事をするのは難しいので、意気揚々としていて、楽しかったです。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ



尚志高等学校1 八木沢美咲 訪問先:JUWI、マインツ観光、アンドレアス宅でバーベキュー
今日はまずJUWIに訪問して再生可能エネルギーについての話を聞きました。実際に太陽光や風力発電を見学してみて驚いたことがあってそれは、どちらも使い終えた後別のものとして再利用して使えることにびっくりしたし環境にも良いことだと思いました。また話を聞いてパワーtoガスという存在についても知ることができました。その power to gas は性能もよくて短所は全然ないというところがとてもすばらしいことだし完璧だなと思いました。午後はマインツの観光をしました。町並みがよく建物一つ一つが可愛らしくて思わず写真を撮るのに夢中になってしまいました。途中でアイスを食べたのですがアイスの色が色とりどりで私は蛍光色の水色のアイスとチョコミントの組み合わせで食べました。ドイツのアイスは少し溶けやすいのですが溶けやすい分すぐに食べれました。日本は溶けにくくて食べるとお腹に結構溜まってしまうのでドイツのアイスはとっても食べやすかったです。次にアンドレアス宅でバーベキューをしました。どの食べ物も美味しくて前半はお腹が痛くて大変でしたがよかったです。またデニツにスピーチの原稿のイントネーションを少しだけ直してもらいました。私のスピーチは本当に自分でもロボットのようなのでせっかく丁寧に細かく教えてもらったので次回は教えてもらったところだけでも今までと変化させて強調させるところはきちんとさせてスピーチも少しずつ成長させていきたいと思いました。




JUWIを訪問しました。この会社では従業者にとても働きやすい環境を作っていました。
例えば遅い時間まで働かないという規則や、会社内に幼稚園やバレーコート、プール、レストランなどの設備が整えられていました。日本の労働環境と比べるとドイツはとても画期的だと感じました。また、この会社がたった二人の学生によってつくられた会社だということを耳にして、私は、学生にでもできることがあるんだと嬉しく思うと同時にとても心強く思いました。

マインツの街並みはとても綺麗で、伝統的な家が多くある素敵な場所でした。家は木造で、辺りは緑の葉や色とりどりの花でいっぱいでした。特に印象的だったのは教会のステンドグラスです。川をイメージだけではなく、水の大切さが神様と結びついていると考えてデザインされたそうです。

アンドレアスさんの家でバーベキューをしました。一緒に子どもたちと遊んだりソーセージをたくさん食べたりして楽しかったです。

15日目を終えてあと1日になりました。この15日を通して今までの自分と大きく違って、知識的にも精神的にも成長しました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

文責 伊藤光雪


JUVI訪問 岩﨑有稀
 今日はJUVIという企業を訪問しました。JUVIの周辺にはたくさんの風力発電の施設と、ソーラーパークがありました。どの施設にも日本にある再エネの施設よりも大きく、ヤギを放すなどユニークな試みをしていました。しかしヤギを放す理由はしっかりとしていて理にかなっていました。
 また、太陽光パネルは故障も少なく、清掃なども週一でよいという話を聞き、やはり原発や火力に比べてこちらのほうがよいと思いました。
 また、風力発電の風車も見たのですが、築8年とは思えない程しっかりとした建造物な上、ブレードの先端以外はすべてが再利用可能というシステムはとても驚きました。
 JUVIの中にあった模型はよくできていて、一目でドイツの電力事情がわかる素晴らしいもので企業説明にも使われるそうです。また、企業のパワーポイントを利用したプレゼンテーションは、たくさんの資料とともに説明され、とても説得力がありました。
 たった2人の学生が始めた会社が、約19年で今や社員1000人の多国籍企業だと聞いて、やはりアイデアが重要で、再生可能エネルギーの重要性も知ることができたので良かったです。あと1日頑張ります。



8/14 JUVI訪問 鈴木ひなた
 今日はJUVIに訪問しました。JUVIの会社は建物のすべてが再生可能エネルギーを使って電力を賄っていることを知り、すごいなと思いました。そして、従業員の働きやすさでたくさんの賞を受賞していることにも驚きました。建物は木を使うことですぐ暑く、寒くなりにくくなることやビーチバレー,プールと行った社員が勤務中にリフレッシュするためにそう言ったものがあることを知りました。日本では労働時間の問題が話題になっているが同一では労働時間は日本より少ないのに経済は安定していることを知り、ドイツのようなやり方だったら日本で問題になっている過労死が無くなり、経済を安定させることが出来るのではと思いました。再生可能エネルギーのモデルの説明では私の知っている再生可能エネルギーの仕組みはもちろん、パワートゥーガスという再生可能エネルギーでつくった電気が使う分より多かった場合、水を水素と酸素に分けて水素を貯めてもし、足りなくなった場合に水素を燃やして発電するという仕組みに驚きました。水と電気さえあれば電気を貯めることも発電することも出来るし、CO2の排出が問題になっていることに関してとてもいい発電方法だなと思いました。また、電気自動車を広めることも地球温暖化防止のためにも必要だと思いました。また、風力はすべてリサイクル可能な材質を使っていることにも驚きました。JUVIの会社では高校生2人から企業をつくったという話を聴き、私達から出来るんだなという勇気をいただきました。




2017年8月14日月曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト14日目 マインツ友の会の皆さんとBBQ

八木沢美咲

今日はマインツの友の会の方々と交流をしました。様々な話をしてとても楽しかったです。また、お肉や野菜もとても美味しくて、お米を久々に食べることができて幸せでした。スピーチではやはりロボットのような発音になってしまい、なかなか改善できず悔しかったです。イントネーションが難しいので強調したいところを意識して強くいうことができたらうまくいくのかなと思いました。スピーチのあとのドイツに来た感想を言う時には言葉が詰まりかけてしまいました。
私は以前から頭の中で文章を組み立てて言うことが苦手なのでもっと意識したいです。また、語彙力をも鍛えて言いたいことを相手に伝えられるようになりたいです。
途中からノアが来てくれたのでバーベキューがより一層楽しくなりました。写真を一緒に撮ったり


マインツ 長島美侑
 半日かけてマインツへ来ました。鉄道の路線のすぐ横には川が流れていて景観がきれいでした。ユースホステル近くの広場でマインツ友の会の方々とお話をしました。再生可能エネルギーに興味があってドイツに来た学生時代に魅力に引き込まれて移住してきた方、震災後に祖母の家があるドイツへ避難してから拠点を動かない方と話しました。自分はなぜこの企画に参加しているのか、事故後、子どもたちが遊べる場所はあるのか、安全に暮らせているのかと思うか、などを聞かれました。どれも適切な表現を使うことができたのでよかったと思います。スピーチは外だったのでいつもよりも声を大きくしました。状況説明と感情表現のところに緩急つけられたので良い発表を作ることができたと思います。小さいことサッカー、飛行機とばしをして遊びました。広場いっぱい走り回ることは元気いっぱいな当たり前の光景ですが福島の外の広場で遊んでいても気にするものがあるので制限されます。妹と外で思いっきり遊びたくなりました。



8/13 マインツ 鈴木ひなた
 今日は、マインツ友の会の皆さんでバーベキューをしました。最初はお肉を食べたりマインツ友の会の皆さんとコミュニケーションをとりました。英語のスピーチでは大きな声で発表できたか自信がないが間の取り方と発音は前よりも言えるようになったと思いました。また、アンドレアスさんやのあくんが来てくれ、とても楽しかったです。また、武藤選手に会いました。ポジティブに考えることやゴミが落ちていたらゴミを拾うなど小さなことでもやることが大事だという話を聴きました。練習して試合で70%の力しか出さないことより失敗しても100%の力を出すことで改善点が見つかったり、次頑張ろうと思えることができるなどとてもためになることが聴けて嬉しかったです。リフティングの練習頑張ります。



8/13 マインツ 岩﨑有稀
 今日は、約3時間かけて列車でマインツに行き、そのあとマインツ友の会の皆さんたちとバーベキューをし、武藤選手との対話をしました。
 マインツ友の会とのバーベキューは、ユースホテル前の大きな公園でオープンな感じで始まりました。皆、たくさんの肉や飲み物を持ちながらバーベキューを楽しむことができました。
 そしてスピーチをしたのですが、直前にメガネが壊れるというハプニングはありました。しかし、しっかりと発表することができました。時間の関係もあって質問の時間が取れなかったのですが、その後、各自で質問を受けて、ディスカッションをすることができました。
 武藤選手との話では、重要な試合の前日の過ごし方やオフの時の過ごし方などたくさんの興味深い話を聞くことができました。また、武藤選手はとても気さくな人で私たちがサインを頼んだときもこころよくこたえてくれたり、写真撮影をOKしてくれたりと、とてもよい人でした。
 今日は、いろいろな人と出会いましたが、どの人も個性的で、楽しい人達でした。この人達とバーベキューや様々な活動をともにできたことはとても素晴らしい経験になったと思います。あとの残り少ないのでがんばっていきます。

2017年8月13日日曜日

福島・ドイツ高校生プロジェクト13日目 ベルリン

今日はベルリンへ4時間かけて移動して、ふくもとさん案内、山内さん、伊藤さん親子、山本さん同行のもとベルリンの観光をしてきました。ベルリン市内、ベルリンの壁や博物館を見学しました。
ベルリン中央駅に到着して、まず初めに驚いたのが駅の構内。ガラス張りの構内は地下から最上階まで吹き抜けになっていて、太陽の光が構内に差し込んだり風が通ったりする為、電気は必要最低限に抑えられています。
ベルリンの壁は教科書で見るよりも迫力がありました。しかしながら、高さだけを見ると容易に乗り越えられそうな感じにも見受けられました。ふくもとさんの話によるとナチスの監視はそんなに甘いものではなかったようですが、、
博物館には、冷戦・ナチス時代の生々しい写真が多数展示されてありました。
当時の人々の先の見えない苦しみ、いつ牢獄に連れていかれるかわからない不安、家族と引き離されてしまった悲しみ、、私たちは想像しかできませんが絶対に目を背けてはいけない事実だと感じました。
ふくもとさんは東ドイツに住んでいた時のお話はとても興味深いものでした。
ネジ1本を電話で注文するにしても、東西の電話をつなぐセンターに電話して、10分20分待って繋がったらラッキーというレベル。今では考えられません。
今までは1つの歴史上の出来事だと思っていましたが、そういったお話を聞いたら、身近に感じました。

ベルリン滞在時間は4、5時間ほどでしたが、学びの多い1日となりました。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ



今日はベルリンを観光しました。お昼前にベルリンについてふくもとさんや山内さん、伊藤さん親子、山本さんと合流して、博物館へ行ったりベルリンの壁を見たりしました。最初に駅のホームは天井がガラス張りになっていて、日光が差し込むために節電に繋がるというお話を聞きました。また、地下から吹き抜けになっていて、冷房が必要ではありません。確かに、空港や他の大きい駅もそうです。日本の駅や空港はコンクリートで出来ていて、電気も空調もばんばん使っていて環境に良くないと思いました。
ベルリンの壁は教科書で見るよりも迫力がありました。思ったより壁は低くて薄かったですが、東西に2枚の壁が建てられていたことは初めて知りました。
博物館ではナチスとヒトラーについて教えていただきました。当時の人々の写真は政府の圧力の大きさと虐殺された人々の悲しみがひしひしと伝わってきました。ナチスについてもっと知りたいと思いました。民主主義であるのに政府に反発すると殺され、意見を言えなかったり、壁に囲まれ行動を制限されながら生活していた当時の人々は今の日本と少し似ていると感じました。日本に物理的な壁はないけれど、入ってくる情報を制限されて政府に何もかもがコントロールされています。国民が手を挙げて意見を言えないような国に住んでいる事が恐ろしく感じました。だから、私は、自ら正しい情報を探して、自分の意見をはっきり伝えられる様にしたいです。
ナチスの虐殺や冷戦の社会を変えていったのは、勇気ある市民の努力だそうです。

日本では授業を見ていても分かるように、先生の言うことに従い、自分の考えは押し潰さなければなりません。このような日本を少しでも変えられるような大人になりたいと思いました。

高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ベルリン観光 今日はベルリンに行き実際にベルリンの壁を見たりユダヤ人の話を聞いたり、色々展示してあるところへ行き当時どのようにユダヤ人を隔離していたのかなどを学んできました。まずベルリンの壁を実際に見たり話を聞いてかなり残酷だった昔の出来事のことについて聞きあまりに残酷で差別などがあったことからとても胸が痛くなりました。障害のある人を不必要として殺してしまうという行為など本当によくないこと尚志だし私としては非常に悲しいことです。また驚いたことは東ドイツかは西ドイツに行くことができなかったという話を聞いてびっくりしました。次に色々展示してあるところへ行き、ユダヤ人を助けようとしていた人たちがいたのでとてもすばらしいことだなと思いました。自分の命も危険なのにユダヤ人を助けようとする気持ちがあることがすごいと思いました。またさっきの障害者の方々も一緒だが弱い人たちを優先して殺してしまうのも違うんじゃないのかと思いました。しかし障害者に対して障害者にもできることがあるだろうと言ってほうきを作る工場を作ってそこで働けるということは良いことだと思います。また最後の場所で聞いた話の中の誰かにコントロールされるのではなく協力して一緒に何かを行うことが必要だということに私もとても共感しました。また「自分で考えてみる」とありましたが私もこの言葉を胸に日々自分で考えることを心がけていきたいです。本当に今日は、普段じゃ学ぶ機会があまりないことについて学べてとても興味深い1日になりました。

ベルリン 岩崎侑稀
 今日は、片道4時間かけてベルリンへ行き、ナチス時代の悲惨な様子や東西冷戦の象徴であるベルリンの壁などについて学びました。
 ベルリンの壁の第一印象は、意外と低いということでした。高さ約2mほどで、すぐに乗りこえられるのではないかと考えたのですが、その間には空白の地域があり、そこに入ったとたん射殺されると聞いたとたん、やはりベルリンの壁は東西冷戦の象徴であるのだと思いなおしました。
 その後、ナチス時代のユダヤ人虐殺の歴史を残すための博物館に行きました。ユダヤ人に対してのあまりに残酷な政策などを見ました。私は、ヒトラーの政権が正当な手段でできたということを聞いて、とても驚いたのと同時に恐怖を受けました。
 また、ナチスに逆らってユダヤ人のしょうがい者たちが働くことのできたほうき工場の跡地を見てきました。この施設は、ユダヤ人を助けたという鉱石だけでなく、しょうがい者がしっかりと働けるということを証明したというすばらしいものでした。
 片道4時間で18時間の移動時間はとても大変でしたが、それ以上にドイツの負の面、そしてその負の面から目を背けずにしっかりと反省しようという姿勢を学ぶことができました。



8/12 ベルリンの壁 長島美侑
 ベルリンへ約3時間半かけて電車で向かいました。ベルリンの歴史博物館へ行きました。ナチスがどのようにして権力を握っていたのか、ナチスがどんなことをしてきたのかが分かりました。当時の町のようすの写真、ジオラマがありました。バルト海へ向けた血の行進の道中で何も食べるものがないために木の皮を食べたということを聞いて悲惨かつ残酷な扱いを受けていたことがよくわかりました。共産主義者や少数民族、身体障害者を虐殺していくなんて今ではありえないことだけれど、過去を知らないと怖いなと思いました。ユダヤ人の雇用を生み、同時に助けたオットバイドさんについての展示も見ました。実際にかくまっていた部屋のサイズを見ました。かくまうことに成功した人もいれば失敗した人もいますが勇気がある人達でそのような人がいることに安心できました。少数民族の追悼施設を訪れました。しかし、追悼施設を設けるときにユダヤ人が「他の人種と同じ施設にしてほしくない。」といった人種差別があったことにあきれました。最後にフクモトさんが市民が民主化を求め、対話を始めたからベルリンの壁はなくなったので、自分の意見をはっきり言える人間になってほしいとおっしゃっていて、そういう人間になりたいです。



8/12 ベルリンの壁 鈴木ひなた

 今日は、ベルリンの壁を見に行きました。向かっている駅に天井がガラス張りになっていてそれは電気を設置しなくても太陽の光で室内を明るくするという方法や地下からの冷気で自然冷房になるように吹き抜けといった設備を見て驚きました。日本では冷房をつけたり電気をつけたり省エネルギー対策を行っているようには見受けられないので積極的に省エネルギー対策を行っていることがすごいなと思いました。天井の工夫や建物の構造の工夫を変えるだけで省エネルギー対策ができるので良い対策だなと思いました。また、実際にベルリンの壁を見ることができ、とても嬉しかったです。東ドイツと西ドイツを壁で隔てていたこと、ヒトラーの歴史について興味がありました。今のベルリンの壁を見ると落書きされていたり、削ってあったりと壁がなくなることに対しての感情があらわされているんだなと思いました。博物館ではヒトラーが行ってきた実際の写真を見ることができ、細かく情報を知ることができました。ユダヤ人が助けられた家では仕事場や助けられた人の写真、証明書、助けてもらったオットバイドに対しての感謝の手紙がありました。また、逃げたユダヤ人が見つからないように隠れ部屋を見れたことが嬉しかったです。ふくもとさんが分かりやすく説明してくれ、ヒトラーが行ってきたことやユダヤ人の迫害について学ぶことができました。最後に、自分の意見をはっきりといえるように自分で考えて行動することが大切だと思いました。誰かの言いなりになるのではなく自分の意見をはっきり言える人間になりたいです。

2017年8月12日土曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト12日目 ザーベック・バイオマスパーク見学



尚志高等学校1 八木沢美咲 訪問先:ザーベック市、バイオエネルギーパーク
今日はザーベック市に行き環境局の方から市再エネの取り組みについて話を聞き得に印象に残ったのは木質ペレットについてです。ボイラーで温めていたのを木質ペレットを回して温めるようにすることは環境にとても良いと思いました。しかし木質ペレットにも短所がありきちんと計画を立ててやらないとダメだそうです。長所ももちろんあって短所もありますが、その短所を今後どのように改善していくのかが気になります。ザーベック市は人口が増え成長しているところや石油やガソリンを使わない、町の知名度が高い、近所同士の距離感がいいなどとてもすばらしい所だなと話を聞いて思ったし、実際に見てより一層いい所だと思いました。次にバイオエネルギーパークに行って仕組みやバイオマス発電の長所やバイオマスとは具体的に何を発酵させてやるものなのかなど、学校ではほとんど勉強する機会がないのですごく知識の幅が広がりました。また循環型社会ということで道路に落ちていた枝や植物などをバイオマスとして利用することは環境にもいいと思いました。しかし問題として発酵することのできないプラスチックが多いようです。今後私は分別はしっかりしなきゃいけないなと思いました。このことに対し今後は生物分解ができるようなごみにすることが大事であると話を聞いて私も同じくそう思いました。再生可能エネルギーが進んでる所に行けて多くの知識を得ることができとても充実した1日になりました。


ザーベック市 緑川果琳
 今日1日、ザーベック市のフィールドワークでバイオエネルギーパークに行き、ザーベック市のイメージががらりと変わりました。
 まず、ザーベック市にはたくさんの人口がいて…というのを想像していましたが、7000人という少ない人口であり、町を歩いていると知り合いに会うという素敵な所であるということが分かりました。また、再生可能エネルギーに対しても、市で教育施設を設けたり図書館に再生可能エネルギーに関する本を置いたりということをしているという想像でしたが、それだけではなく、道にも再生可能エネルギーを学べる工夫がなされていたことはとても興味深ったです。道にもそのような所を設置するというのはあまりにも意識が高いと感じました。
 バイオエネルギーパークでは初めてバイオマスエネルギー施設を見ることができました。私の中では何か1つの資源をエネルギー源にしているのではと思いましたが、実際はとうもろこしだったり、牛のし尿だったり、木材のチップだったりを資源としてバイオマス発電をしていたし、その後も、土を作り、各農家に配布しているというのを聞き、今までこのような施設を見学できなかったことに少し後悔しています。
 今日1日で、将来、ザーベック市内に住みたいと心の底から思いました。住むことができたら、緑の多い中、毎日の生活を過ごすことができるだろうし、子供がいたら、小さなころから散歩をしながら再生可能エネルギーについて学べることもできるし、町の人とのコミュニティもあるし、私にはぴったりな町だと感じました。



8/11 ザーベック市 岩崎侑稀
 今日はザーベック市へ行きました。ザーベック市は人口7000人の小さな町だったのですが、パイプラインなどが完備されているすごい町でした。ここでは、とても大きなボイラーで木製チップを燃やし、水を温め、そのお湯をさまざまなところへパイプで送るということをしていました。近くの学校にはたくさんのソーラーパネルと再エネを学ぶためのものが多くありました。このように小さなときから再エネに対する教育をしているのだなと感心しました。
 また、バイオパークでは人口7000人の町へ電力を送る発電施設とは思えないとても大規模なものでとても驚きました。日本ではただ燃やすだけの生ゴミを有効利用して電力を取り出すというのはすばらしいと思いました。日本にもいくつかあるようですが、日本ではあまり広がっていないこと、そして理解が進んでいないことが残念でなりませんでした。それと日本では世界最高峰の再エネの施設があるのに量産しないのかが気になりました。お金をしっかりとかけて量産すれば日本のエネルギー業界でも原発に頼らず、電力を発電することができるのにと思いました。ただ日本にはあれだけ大規模なものを作る平野が少ないのも事実なので、そこも頑張っていきたいです。



8/11 ザーベック市 長島美侑
 市庁舎に行きました。1135年に建てられたということでしたがしっかりした建物でした。洪水対策として遊水池として公園がありました。案内の方が気候は明らかに変動しているとおっしゃっていて気付かなかったので驚きました。また、道中での工事現場で外壁の断面図のように見れるところがありました。壁が本当に暑くて外断熱の仕組みが見れました。案内の方がおっしゃっていた「自分のまちでやっていることを簡単な図にまとめる」を実践してみたいなと思いました。高校生が全世帯に質問票を渡す取り組みを自分たちでやろうと思える高校生が再エネにポジティブだなと思いました。再エネのための取り組みを知っている人を増やすことで支援してもらえるのが良いです。バイオマスエネルギーバンクではバイオマスガスを生み出しているのを実際に見れてよかったです。とうもろこしと水と牛のし尿を混ぜ合わせて発酵させているのがエコだなと思いました。風力は速い時に時速370kmにもなることを初めて知りました。館内施設では発電の仕組みを簡略化して展示してあって、小さい子でもわかりやすく再エネを学べる素敵な施設だなと思います。



8/11 ザーベック市 鈴木ひなた
 今日は、ザーベック市訪問、再生可能エネルギーフィールドワークを行いました。ザーベック市はとても小さい街で市長、ギドさんなど3人しか環境について関わっていないというとても少ない人数なのに再生可能エネルギーの取り組みがすごいなと思いました。エネルギー散歩コースというものをつくり、エネルギーについて歩きながら気軽に学べるというものがあり、その地域の人や近郊の住民または、観光客などたくさんの人が目に入る場所なのでエネルギーについての意識を高めることができる良い取り組みだなと思いました。ザーベック市内で行われている幼稚園、小学校、中学校、高校の建物に生徒がデザインしたソーラーパネルや発電していることを示すために車輪が廻るというシステムがたくさん取り入れられていて積極的に再生可能エネルギーを進めていることが知れました。また、建物の壁にエネルギーに関する数字がかかれてあり、具体的に数字がかかれているためエネルギーの量などの感覚が伝わりやすい取り組みだなと思いました。ザーベック市はエネルギーについて簡単に理解できるすばらしいところだなと思いました。ソーラーパネルを取り付けるのはコストがかかり、すぐにつけれるものではないが建物の壁にエネルギーに関する数字をかくということはあまりコストがかからず、簡単にできる取り組みの1つだと思ったので、日本で取り入れ少しでも多くのエネルギーの知識を身に付けてほしいと思いました。
 実際に、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電を見ることができました。詳しくしくみについて学ぶことができたことや施設を見て再生可能エネルギーの取り組みを改めて実感することができました。特に、バイオマス発電は生ごみやとうもろこし、動物のふんで発電することができるというのを初めて知ることができました。生ごみや、動物のふんは必ず廃棄物としてなくならないものなので、減らすという面でもぜひ日本で取り組んでほしい発電方法だと思いました。また、子ども達が実際に再生可能エネルギーについて学べる教育施設がすばらしいと思ったので、日本でもそういった施設を設けてほしいと思いました。

2017年8月11日金曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト11日目 オスナブリュック高校・西村さん学習会

今日はオスナブリュック高校で交流をしました。伊藤光雪さんが代表でスピーチをし、その後、4つのグループに分かれ、それぞれのグループで熱いディスカッションが行われました。原発事故の当事者ではないドイツの学生は、授業で詳しく勉強するという話を伺っていたので、福島の高校生たちが萎縮してしまわないか心配でしたが、この10日間で知識や自分の意見は勿論、少しずつ自信もつけ、白熱した面白いディスカッションでした。
その後、高校の暖房システムや節電を意識した校舎の見学をしました。暖房システムは、木のチップを使用していて、二酸化炭素を結果的に増やさないというシステムでした。日本の校舎はクラスごとにストーブが置いてあり、ほとんどが石油を原料としていますが、この学校の暖房システムは学校全体用に地下で発熱している為、廊下に出た瞬間凍るような思いをしなくていいそうです。笑
効率も良くて地球にも良い、魅力的な暖房システムです。
ユースホステルに帰ってからは、コンサルタントの西村さんのお話を聞きました。再エネの事は勿論、難民についてもお話をしていただきました。物事をたくさんの視点から見る事が大切で、難民についても”受け入れ国が大変”なだけではなく、難民の方々の気持ちも考えることを忘れてはいけないと実感しました。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ

福島県立安積高校1年渡部めぐ
高校3日目 西村さんの話
今日はオスナブリュックの学校へ行って、震災や原発についてディスカッションをしました。特に原発については反対の意見を持っている生徒が多かったです。日本では原発について意見を持っていなかったり、お金が絡むために答えが出せなかったりする人居ますがそこが大きな違いだと思いました。また、再エネについても太陽光発電の何が良いかまで考えて再生可能エネルギーの大切さを発言してくれました。再生可能エネルギーが大事でも、何が良いかから考える事はもっと大事だと思いました。
学校の暖房は近くの森の木を伐採してチップにして使っているということで、CO²が増えないという実用的な器具でした。石油を使った場合とコストはあまり変わらないけれど、将来のための投資なら安いもんだと言っていた校長先生の話が印象的でした。
日本では自分の儲けを第一に考える人が多いので、将来の社会のために投資を出来るドイツ人は素敵だなと思いました。
ユースホステルに着いてからはコンサルタントの西村さんのお話を聞きました。参加型の講話で、より考えを深められました。特に自分が使う電力を自分で選ぶということが、バックキャストの考え方の基本であると感じました。未来の視点から何をするべきなのか考えるというのは小さな目標をひとつずつたててクリアしていくことで、方向を見失うことがなく、達成されると思いました。これからの留学は、日々小さな目標やミッションを持って出来ることをひとつずつ増やして行きたいです。
また難民の問題については、わたしはネガティブな意見を持っていましたが、そこでも大事なのは基本的な事で、相手の立場から物事を考えることなのだとあらためて実感しました。
自分の将来を決めるのは今の自分の行動であると思うので、先を見据えた行動をしたいと思います。

尚志高等学校1 八木沢美咲 訪問先:オスナブルクの学校、コンサルタント西村さんの話
今日はオスナブルクの学校へ行きディスカッションや再生可能エネルギーについて学びました。まず歴史の授業ではどのように学習していくのかを説明していました。先生はとても熱心で日本の先生よりも生徒への熱がこもっているなと思いました。ディスカッションでは、ずっと聞きたかったドイツの人が東日本大震災をどう思っているのかを聞きました。やはり怖い、ドイツでも同じことが起きるかもしれないなどの意見が出て怖いというのはやっぱりどこも一緒だと思いました。また、今問題となっている福島の人へのいじめについてどう思うかも聞きました。質問に対してドイツの人は共通の認識としてよくない、そうゆうことはすべきではない、助け合うべきだなどの意見が出ました。このディスカッションを通しドイツの方々にあの地震がどのように見えていたのかがよく分かりました。また私も伝えたいことを伝えられたし聞きたいこともたくさん聞けてこのようなディスカッションの場があることはとても良い経験になるしすばらしいことだなと私は思います。コンサルタントの西村さんの話では再生可能エネルギー、原子力、化石燃料などの長所や短所について知り再生可能エネルギーは重要だと思いました。また最も今進んでいる再生可能エネルギーはバーチャル発電だそうでイラストや分かりやすい説明でバーチャル発電の利点など聞くことができ良い勉強になりました。また難民についても聞くことができ知識が浅かった分たくさんの情報を得られてよかったです。


オスナブルック高校 鈴木ひなた
 今日はオスナブルック高校に行きました。授業は歴史でした。歴史は年代などをただ暗記するのではなく、背景などをその人の気持ちになりきることが大事だということを学びました。高校生との福島原発事故のディスカッションでは高校生からの質問に対して英語でコミュニケーションをとることができなかったが明確に伝えることができました。また、自分から質問することができとてもよい体験になりました。学内再エネ施設見学では実際に太陽光発電、木材チップを燃やして発電するところが見れました。特に木材は永遠にとれるわけではないが近くの使わない木を使っているので環境に良いし、コストもあまりかからないのですごく良い設備だなと思いました。オスナブルクは市で建物の屋上に太陽光、緑化をすることが決められており、良い取り組みだなと思いました。風力電力のフィールドワークでは風力発電が大きくて驚いたのとカルボン地層を見ることができ嬉しかったです。動物園では楽しく学ぶことができました。再生可能エネルギー学習では再エネ、原子力、化石燃料のメリット、デメリットについて改めてくわしく知れました。再エネを進めるにあたり、相手の立場から考える、福島を理解する、気持ちのすれ違いの原因を取り除くことが大事だということが分かりました。バックキャストの考え方を使って今後の行動に活かしていきたいと思います。



8/10 オスナブルック高校 岩崎侑稀
 今日は、オスナブルックの高校へ行きました。オスナブルックの高校ではハノーファーの高校での体験をいかして積極的に話しかけることで、なんとか楽しくやることができました。オスナブルックの高校1日だけだったのでそれほどなかよくなれなかったのが残念でした。ディスカッションは少人数での対話形式でやりました。ドイツの高校生たちと談笑をまじえながら、福島の今についてや、震災や原発事故について真剣な様子で聞いてきました。逆に私がなにかを問いかけると、皆が手を挙げて、しっかりとした意見をいってくれました。全員がしっかりと意見をもっていて日本の高校との違いがよくわかりました。
 その後、学校内の再エネシステムを見てまわりました。1番驚いたのはその規模でした。日本の学校よりもはるかに大きいドイツの高校で、その高校全体をカバーすることができるようなシステムを作っていることは、日本でもこれができるということのあらわれなのではないかと思いました。また、屋根の上にあるソーラーパネルや木製のチップを燃やすボイラーなど、日本の学校でもまねできることなのではないかなと思いました。
 私は、ハノーファー、オスナブルックの高校をみて、なぜドイツではこれほど再生可能エネルギーがこれだけ理解され、しっかりと議論される対象となっているかが、学校教育をみてわかりました。高校楽しかったです。



8/10 オスナブルック高校 緑川果琳
 まず、オスナブルックの高校に行きました。1時限目の授業だけでしたが授業の進め方などの話をしました。授業時間全てを使い、どのように進めていくか、この授業はどのような授業なのか説明を受け、日本ではどのような授業なのかは小学校で説明を受けているだろうからということで、とばすのに、ドイツの高校ではそれをやっていて衝撃を受けました。
 またディスカッションでは、スピーチ発表というよりかは高校生からたくさんの質問を受けました。1人で信じられないくらいの質問が来たので本当に知りたがってくれていたのだと思ったし、反応もしてくれたので嬉しかったです。
 風力発電のフィールドワークでは初めて、目の前で風力発電を見ることができたし、小学生の時に聞いた風力発電のデメリットのうるさいという点がまったくありませんでした。とても静かで、騒音が気になる問うことはあまりなかったように思えます。
 夜、西村さんの講話を聞きました。私にとってとても充実した時間を過ごすことができたし、ディスカッション形式の講話でとてもおもしろかったです。
 原子力の話をして下さったとき、西村さんが、「核廃棄物が集まったところ、危険な所に行くと、最短7秒で死んでしまうんだ。」とおっしゃっていました。その言葉を聞いた時の衝撃はとても大きかったです。当時、小学5年生だった私は外であまり遊ばないこと、外に行くことがあればマスクを着用することを母から言われ、放射能がどれだけ危険か分からずストレスになりました。しかし、その言葉を聞いた時、母へ放射能から身を守ってくれたことに対し、今まで感謝の気持ちをはっきりとは持っていませんでしたが、感謝の気持ちをはっきりと持つことができました。



8/10 オスナブルック高校 長島美侑
 高校へ行きました。歴史の授業を受けました。ドイツ語の授業でしたが、ナチスなどの知っている言葉が出てきたので何となくでしたが理解できました。先生は1時間言葉を黒板に書かなくて、教室をぐるぐる回りながら物語を語るような口調で話していました。途中で生徒が挙手をして先生の話に付け加えていました。その後、再エネ設備を説明してもらいました。地域でとれた木のチップを燃やして熱エネルギーを生み出す機会を実際に見れて熱線が伝わってきました。ディスカッションをしました。隣の席がシリアからの難民の生徒さんで話が興味深かったです。自分が原発事故後避難していた状況と相手の置かれている状況に共通点があって話が盛り上がりました。風力発電を見に行きました。実際に風力発電をしているところが見れて迫力満点でした。動物園では日本の動物園と違って動物の名称、出身地のパネルだけでなく、絶滅危惧種の動物たちがどんな環境問題の影響を受けているのか説明してありました。日本でもこのような動物園を増やしてほしいなと思いました。西村さんに来て頂きお話をうかがいました。コンサルタントとはどのようなことかよくわかった気がします。また、バーチャル発電の仕組みも知ることができて良かったです。

2017年8月10日木曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト10日目 高校3日目&川又さん学習会


今日はハノーファーの高校最終日でした。
2つのグレープに分かれて授業に参加し、それぞれの高校生が刺激を受けました。3日間という短い時間ではありましたが、拙い英語を振り絞りながら親睦を深め、有意義な3日間となりました。
その後に、ハノーファーからオスナブリュックへ移動しました。駅でも高校生が四王錯誤しながら案内します。オスナブリュックのユースホステルでは環境省の川又さんの講義をいただきました。質問の手も、日に日に活発に上がる挙がるようになり、成長を実感しています。


投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ


福島県立安積高校1年渡部めぐ
学校3日目 川又さんレクチャー

今日は学校に行って、美術と英語とラテン語の授業を受けました。美術は自分の趣味について絵を描き、発表し合いました。日本の学校では自分の作品を堂々と見せる人がほとんど居ないので授業の一環として発表する機会があるのは良い事だと思いました。
ラテン語の授業は意味がさっぱり分かりませんでしたが、同じグループの男の子に聞いたら、ラテン語はドイツ語の元となっていて、今は話されてないけど、難しくはないと言っていました。日本で古典を学ぶ感覚と同じだとおもいます。仲良くなった2人の友達に授業中に手紙と漢字の名前を書いてあげたら喜んでハグしてくれたので、嬉しくなりました。
最後に日本とドイツの学校の違いについてディスカッションした時には日本は自由や自主性が少ないと思いました。英語も、しっかり使える英語を学べる授業を受けたいと思いました。
ハノーファーからオスナブリュックまでは私と美咲さんで調べて案内しました。インフォメーションの人は英語を話せませんでしたが、“オスナブリュック”をハッキリ伝えたら分かってくれたので良い経験になったと思います。
ユースホステルに到着すると、外務省の川又さんのお話を聞きました。これから再エネを活発にするために太陽光発電を増やすという方向性とその方法は興味深いものでした。個人の家にパネルを取り付けるだけでなく、地域単位で市民の投資により発電し、配当金が配られるというものでした。これにより、パネルの設置費用を個人が負担しなくていいと言う事は手軽に再エネを増やせる良い方法だと思いました。また、ドイツでは幼稚園から再エネについて考える機会があったりキャンペーンが頻繁にあったりと、国民の意識を高める工夫がされていると思いました。
明日は学校へ行ってディスカッションがあるので自分の意見を持って参加したいです。

尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校 今日はヘミンゲンの学校で学習する最終日でした。2時限目には中学校1年生の英語に混ざって勉強しました。みんなで英語の原稿的なのを読んで会話したり一言で言うと楽しかったです。この3日間で日本とドイツの違いをたくさん発見できたのとドイツ特有の雰囲気などに触れることができとてもいい経験になったし毎日学校に行くのが楽しみになるくらい楽しかったです。 その後、オスナブルックに移動して、ベルリン大使館の川又さんの話を聞き自治体や再生可能エネルギーやこれからの課題など詳しく教えてもらいました。まず話の中で驚いたことは、幼稚園のときから再生可能エネルギーについて学んでいることです。日本ではそもそも再生可能エネルギーについて学べる機会自体があまりないのでその話を聞いたときはかなり驚きました。また話しに「認識すること」という言葉が入っていたので認識という言葉はこの問題の鍵的存在だと私は思いました。理解能力が、低くまだ理解不足のところは多いですが今日のメモをまた見て頭をしっかり整理したいと思います。



ヘミンゲンの高校最終日 鈴木ひなた
 今日は、ヘミンゲンの高校最終日でした。1校時目は物理で放射能について勉強しました。福島では授業で放射能について半年間も勉強しないのでびっくりしました。放射能から連想させて放射能へのイメージをみんなで出し合いました。ドイツの人の話を聞くと危険や原発などの答えやレントゲンで使われるなどのポジティブな意見が出ました。話を聞くと放射能はネガティブな面があるというイメージを持っているや、病気の治療のためにもできるが、原発事故の影響からエネルギーを作るのは原発ではなく、再生可能エネルギーにした方が良いという意見もありました。日本でも放射能についてくわしく勉強するべきではないかと思いました。2校時目はスペイン語の授業でした。先生がいなかったため、最後の45分は日本語の授業をしました。そこで、五十音訓のひらがなやカタカナ、自分の名前の漢字や意味について勉強しました。興味を示してくれてうれしかったです。3校時目は福島についてのスピーチをしました。たくさんの質問が来て、うれしかったです。午後は再生可能エネルギーについて川又さんから話を聴きました。特に、再生可能エネルギーを増やすことが必要大事だということを人に理解してもらうことが大切だということが印象的でした。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 緑川果琳
 まず1限目では物理の授業でした。授業の初めに先生が生徒達の成績のつけ方や授業のルールなどを説明しました。放射能について半年くらい勉強していくと聞いた時、とても驚きました。同じ話題について半年間もつきつめていくというのは、日本の学校では絶対にありえないことだと思うし、体験できないことだと思いました。ドイツのが学校の中でこのような体験ができるのは素晴らしいことだと思うし、良いなと思いました。
 授業の中では考える時間が多く、先生が自分の意見を全面的に出すというより、生徒側が発表し授業を創っていくようでした。また、私の試しに、放射能のイメージを考えてみてごらんと言われたので考えてみると、ドイツの高校生とイメージした言葉の数が明らかに違っていました。
 2限目はスペイン語の授業だったのですが担当の先生が欠席だったため急きょ、日本語になりました。しかし、生徒達は普段通り興味を示しながら受けてくれたため、とても嬉しかったです。様々なことに興味を持てる高校生の姿もとても感動しました。
 3限目はスピーチをしました。もっとスラスラ読みたいという気持ちがすごくあります。しかし、新しくとり入れたものもうまくいき良かったです。
 夕方、川又さんから講話を聞きました。どのようにすれば市民の賛同を得ることができるのかということを考えながら聞いていました。ドイツでは放射能などの教育をしっかりしてから大人になっているため、ある程度の賛同を受けることができるという話を聞き、良いところはとり入れていくことが重要だと思いました。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 岩崎侑稀
 高校が最終日だった。
 私は、英語、ラテン語、ディスカッションをしました。英語の授業で私が一人でいたとき、ドイツの高校生たちは話しかけてくれたのがうれしかったです。特に英語でとなりになったりラテン語で同じグループになったティムやオレやモラズとはかなり仲よくなることができたので良かったです。それと高校体験3日目は少し短く感じました。できればあと2日くらいは同じ高校に通い、ほかのドイツ人ともなかよくしたかったです。また、ディスカッションでは、福島の学校のきびしさや高校生活についてだけでなく、原発事故や震災などについてふみこんだ質問をしてきてとても驚きました。しかし、そのような精神はとてもすばらしいと思いました。
 最近私も、自分の意見をしっかりと言うことができるようになりました。これは自分の意見をはっきりと表明することが求められるドイツで3日高校へ行ったためだと思います。これだけでもドイツの高校に行ったかいがあったなあと思いました。できればあと1日追加してほしかったですが3日間だけでも楽しむことができたのでよかったです。
 ドイツの高校や高校生たちに感謝します。



8/9 ヘミンゲンの高校最終日 長島美侑
 高校へ行きました。一校時目は物理でした。放射能の勉強でした。半年をかけて放射能の勉強をするというのが日本でないので新鮮だなと思いました。そして教科書に入る前に放射能についてのイメージを発表し合いました。自分と同じくらい放射能を知っている人ばかりで離れた国なのになぜ知っているのか、そして嬉しかったです。二校時目は中学一年生の英語の授業に交ざりました。付加疑問文を習いました。休み時間、クラスの子たち全員が集まってきてくれて話しかけてみました。自分たちに興味を抱いてくれて嬉しかったです。そしてたくさんの子たちと話すことができて楽しかったです。三校時目は自分たちのスピーチをきいてもらって、ディスカッションタイムをとりました。福島を知っている子、事故を知っている子がいました。真剣な目でみつめてくれました。質問の内容は、事故後の県内での変化、学校に来て気づいたことなどです。オスナブルクへ行きました。川又孝太郎さんのお話をきかせて頂きました。エネルギーの効率利用で建物の断熱があってドイツのように部屋の中が常時20℃くらいで快適にするために100年もつような家もよいと思いました。3.11の後、PVが急増しました。寿命を長期化したり、よりよい材質のものをみつけたいと思います。

2017年8月9日水曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト9日目 高校訪問2日目ハノーファー


今日はハノーファーの高校2日目で、2つのグループに分かれ、授業に参加しました。
授業中には、日本からの高校生が原発事故と福島でのそれぞれの生活について英語でスピーチをしました。1回目のスピーチより自信を持って話す姿から、それぞれの成長を感じました。さらに練習を重ね、相手により細かく伝わるように頑張ります。
学校の後はハノーファー市営環境教育施設の見学に行きました。自然環境と私たちの生活の関係を、実際に落ち葉や新聞、プラスチックを用いて表した模型が特に高校生たちの興味を惹いていました。
見学の後はスピーチです。最初は高校生たちは日本語でスピーチすると伝えられていましたが、急遽、英語に変更になり、ドキドキのスピーチでした。が、高校生も小玉さんの無茶振りに鍛えられ、前回よりも堂々としたスピーチでした。

投稿が遅くなってしまい、申し訳ございません。時間の関係上、高校生の感想・レポート用紙が全て集まっていません。取り急ぎ、手元にある感想・レポートを投稿いたします事も重ねてお詫び申し上げます。

文責 渡部めぐ

福島県立安積高校1年渡部めぐ
学校2日目 学校生物センター

今日も午前中は学校に行って授業を受けました。一時間目は英語、二時間目はスペイン語、三時間目は政治の授業を受けました。英語は辛うじて少しは理解出来ましたが、スペイン語は全く未知の世界でした。生徒もスペイン語は難しいと言っていました。日本では殆ど、外国語は英語(それも、話せない英語)しか学ばないので、ドイツの学生は多言語を学ぶ事で視野と将来の可能性を広げているなと感じました。だから独学でも他言語を学びたいです。
政治の授業ではスピーチをしました。1回目よりは自信を持って話すことが出来ました。生徒の皆さんはとても真剣な表情でスピーチを聞いてくれて嬉しかったです。更に練習を重ね、福島の現状に興味を持ってもらえるように、そして皆様のサポートへの感謝が伝わる様にスピーチしたいと思いました。

午後はハノーファー市営環境教育施設へ行って、理科で習うようなことを体感しました。特に印象的だったのが年間の落ち葉や藁や新聞、プラスチックが自然にかえる様子を示した展示でした。自然の循環がどのくらいのスパンで実際に目で見ると天然のものとプラスチックの腐敗の具合が一目瞭然で環境に良くないことがわかりました。他にも、天球やメンデルの法則を示した展示がありました。メンデルの法則を見たときの感動は大きなもので、勉強した事を実際に見ると、勉強する意味に少し気づきました。見学した後はもう一度スピーチをしました。日本語でスピーチすると伝えられていましたが、急遽英語のスピーチに変更になりました。今日の2回目のスピーチは緊張せず、伝えたい事を伝えられました。今まではスピーチが嫌だと思っていたけれど、今日で1つの峠を超えました。今度は質を磨いていきたいです。積み重ねる努力の大切さに気づくことができた、良い1日でした。


尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校 今日は2日目で1限目は数学、2限目は歴史3限目は化学でした。まず最初に教科書を取りに行きました。そのとき新品の教科書を手に抱えてくるのかと思ったら何回も使ったような教科書を持ってきたのでびっくりしました。ドイツでは一年しか教科書を使わないのでもったいないということから使い回しの教科書をみんな使っているそうです。数学では、グループ学習があり1つの問題をグループできちんと話し合うのはすごいと思いました。日本では、グループ学習となるとそう真剣に問題に取り組む人は多くないと思うのでドイツのグループ活動に取り組む姿勢は見習わなきゃいけないと思いました。黒板をあまり使わないようだしノートもあんまりとらないみたいです。生徒は何をするにしても積極性が強く私は積極性が足りないので色々な場面で学んで少しでも自分の積極性をUPできたらいいなと思いました。あと寝そうな人も全然いないので日本とは真逆だなと思いました。歴史の授業では暗記はほとんどせずなぜこのような戦争が起きてしまったのかをみんなで議論することを中心にやっているそうです。そのあと学校植物センターに行きました。そこでは色々な実験をしていてどれもすばらしい実験ばかりで見て聞いて匂いを嗅いでさわってという実験に色々行って学ぶことができました。


福島県立安積高校1年岩崎有稀 訪問先:ヘミンゲンの学校
今日は学校でのスピーチをしました。2〜30人の生徒たちが真剣な眼差しでこちらを見ながら今の福島について考えてくれて、このプロジェクトの大切さがほんの少し分かったような気がしました。そしてその後のディスカッションでは今の日本、そして福島についてだけでなく学校生活についても話すことができました。また、自分たちのことを伝えるだけでなく、ドイツの高校生のことも知ることができたので良かったと思います。
その後に植物園に行きました。植物園でのスピーチは、少人数へのスピーチでしたがその分、1人1人をしっかりと見ながらスピーチをすることができました。今までの中で1番良いスピーチができ、質問にも対応することができたので良かったです。



ヘミンゲン高校2日目 緑川果琳
 今日も高校に行きました。まず、数学の授業でした。昨日と同様に生徒たちは前のめりになり、手を挙げ授業を聞くというより参加するというような感じでした。疑問に思ったり意見があればいつでも手を挙げていたし、素晴らしい態度だと思いました。
 数学の授業の中でディスカッションが行われていました。ディスカッションでは誰かが参加しないということはなく全員が参加していました。私が入ったグループは4人でしたが、バラバラという雰囲気ではなく全員で話し合いを進めていてとても刺激を受けました。また、2人で話し合いをしていても他の2人は思ったことがあればすぐに話を止め言いたいことを言っていました。
 歴史の授業では第1次世界大戦のことについて学習しました。4つの写真について起こった疑問をというと先生が準備していた枠よりはみ出るほど意見が出ました。なぜ戦争が起こったのかなど多数の疑問が出た後、先生は丁寧に説明をしていました。また、生徒達はこのことを疑問に思っても良いのかと思うことなく、即座に手を挙げていました。考えている時間のときも疑問に思ったら手を挙げ、先生に質問をし、疑問をクラスメイトに共有していました。プリントの自分の意見を書くスペースのところは空白がない人がほとんどでした。手を挙げてさされた人に対し先生が質問をしてもその答えが分かる人は手を挙げていました。間違えても他のみんながサポートしてくれている場面を見かけ、このような環境で学べることは生徒を成長させてくれるし、将来就職しても困らないのだと思います。また歴史の先生が、暗記をするのではなくどうして起こったかを考えさせディベートするような授業をしているとおっしゃっていて、とても素敵だと思いました。文章を読んでいるとき、思ったことをノートにとったり、友達と話し合っている姿も見受けられました。
 有機化学の授業では初めに先生が液体を出し、この液体なんだと思う?と質問し、生徒達がいっせいに手を挙げ、様々な意見を言っていました。また実験も楽しかったです。
 生物研究センターではすごく素敵な施設だなと思いました。このような施設は子供だけでなく大人も学べる素晴らしい場所だと思いました。
 また、夕食会ではドイツの高校生とたくさん話すことができ、とても貴重な経験になりました。



ヘミンゲン高校2日目 鈴木ひなた

 今日は、ヘミンゲンの高校2日目でした。1校時目は数学を行いました。サイン、コサイン、タンジェントの勉強でした。問題を解くときは、グループを作りそこに交ぜてもらいました。ドイツ語で書かれた問題プリントを数学しか理解することができなかった。しかし、英語でゆっくりと話してくれて少し理解することができました。その問題は観覧車の直径、半径、地上から観覧車の距離を求めるという問題でした。3校時目は化学を受けました。有機化学についての授業でアルコールなしとアルコールありの液体でどちらが早く沸騰するのかという実験でした。一緒にグループに交ざり、実験に参加しました。英語で説明してくれました。2つの液体を同時に熱するということで、実験結果がアルコールありの方が早く沸騰しました。とても楽しい実験でした。午後はハノーファー市営環境教育施設、学校生物センターに訪問し、施設について説明を受けました。特に、段差や角度をつけて生態系の観察をすると生えてくる木や草が違うことに驚きました。下の方は水があるので湿った所を好む植物、上の方は水がないので乾燥した所が好きな植物が生えるということが分かりました。その後は夕食懇親会を行いました。ドイツ人に人が3人と男の人が来て福島について話をしました。英語で話すのは難しかったがなんとか通じることができました。明日でヘミンゲンの高校は最終日なので頑張りたいと思います。



ヘミンゲンの高校2日目 長島美侑

 高校へ行きました。1校時目は数学でした。サイン、コサイン、タンジェントの復習と実用問題を解きました。実用問題は班で協力しあって解き進めました。観覧車を簡略化して図で表し、私は三平方の定理を使いました。教えたり、教わったりしながら、ここはこうだ、ここからはこうすべきだとみんなで意見を言い合えていたのが良かったです。二校時目は歴史でした。第一次世界大戦について写真を交えながら討論をしました。資料も使いました。生徒がこう思う、私は違って~と多様な意見が出ていました。三校時目は化学でした。有機化学の勉強で、最初は液体の名称あてでした。たっぷり時間をかけていて、授業のしんどの遅さに驚きました。学食で昼食をとってから学校植物園へ行きました。1882年に存在したというのでとても大切にされてきたのだなとお見ました。林が6ha、植物園が7haと非常に広い植物園でした。役割として学校に苗をあげる、動物のはくせいの貸し出し、屋外学校だとおしゃっていました。メンデルの法則を実際に可視化した花壇があって非常にわかりやすかったです。中学校でラージA、スモールaを使って優位性か劣勢化を学びました。実用的だなと思ったのは地面に対して平行な花壇と斜めの花壇で水で流れないように石を入れておくのは考えられているなと思いました。













2017年8月8日火曜日

福島・ドイツ高校生交流プロジェクト8日目 高校1日目ハノーファー

今日から、ハノーファーユースホステルから約1時間のところにあるヘミンゲン高校に3日間登校する。
8:00に学校が始まるので、6:50にホステルを出発し、電車の中で、3日間通訳を担当してくれる田口理穂さん、越山桜子さん、谷川のあくんと合流。
学校に到着すると、英語と社会を担当しているハイコ・ボルテ先生が迎えてくれて、オリエンテーション。
そこから、4人ずつ2組に分かれて、授業を受けることに、私は初日はAチーム(美侑、果琳、美咲、ひなた)に入る。
1コマ目が美術、2コマ目が英語、3コマ目がスペイン語だった。
美術では、絵を描く授業で、ドイツ人と一緒に絵を描きながら、コミュニケーションが取れて、良い感じのスタートとなりました。
2コマ目の英語の授業は、急きょ先生が来れなくなり、代替の先生がプリントを配布して自習することになったのですが、機転を利かせた通訳の桜子さんが英語の授業であれば、福島の高校生が英語のスピーチを準備して来ているので、英語でのスピーチとディスカッションをすることになりました。福島の事についてのスピーチのあと、続々質問がでてくる高校生たちの意識の高さを垣間見ました。
3コマ目のスペイン語は、一体何をやっているのかわからない感じだが、3コマとも通じて言えるのが、教科書が無い状態で、先生と生徒とディスカションしながら、全員が発言するようなスタイルで進められ、静かに先生の話を聞くとか暗記するとかという日本の授業スタイルとは、およそかけ離れていると感じました。
この高校は90分1コマの3限で授業が終わる。途中の休憩は20分ある。
8:00~9:30、9:50~11:20、11:40~13:10という感じだ。そして、お腹がすいた学生は、休み時間に学食に行き、150円程度のハンバーガーを食べたり、安いパンを買って食べたりしている。
私たちは、3コマ目の授業が終わってから、Bチームと合流してみんなでランチをしました。
Bチームは1限目体育、2限目化学、3限目数学の授業だった。
そのあと、ポルテ先生が学校内を案内してくれました。
大学に通うギムナジウムのコースがあったり、スポーツを選考するコースがあったり、就職を目指すコースがあったりする総合学校でした。
一番驚いたのが、ドイツサッカー代表選手やオリンピック選手、パラリンピック選手を多く輩出する学校で、メルテザッカーやケーヒルのサイン入りユニフォームが飾られていた。現役だけでも40人以上のブンデスリーガーやヨーロッパ各地で活躍してるプロサッカー選手を輩出していると聞き驚いた。
そう思うと、いまこの学校でサッカーを専門に活動して授業を受けている高校生と出会えたら、将来のドイツ代表になるのか?と思うと、残り2日間楽しみになって来ました。笑


尚志高等学校1年 八木沢美咲 訪問先:ヘミンゲンの学校
今日は初めてドイツの学校へ行き、にほんとの違いの多さにびっくりしました。まず思ったのは、国語の授業の際に教科書を使わないことです。ドイツではプリントを利用して学習するようです。またどの人も積極性がとても強く手を挙げて意見を言う人が多いことに驚きました。日本では誰かが発表するから自分はいいやと思っている人が大半なので手を挙げる人は少ないです。そうゆう日本のスタイルはよくないと思うし恥ずかしいことだと思いました。ドイツの授業は90分で日本では50分の授業の中で集中力がきれる人が多いのに、ドイツの生徒は誰一人授業を集中しない人いなく人の意見を聞き賛同したり、自分に足りないものを補うというドイツの学習スタイルはすばらしいと思うし手本にすべきだとおもいました。また学習環境もしっかりしていてとても良い学校だとおもいました。緑豊かで小学校の五年生の生徒を慣れさせるために遊具があったりや、広々とした体育に居てとてもかんとうしまけた。あと気づいたことほ正せいき配列が日本では一人一人の間に空間があるのに対してドイツの学校では全ての机がくっついていたのでびっくりしました。まず今日1日目にじゅうぎょうをうけたりし後者を見たりしての日本とドイツの学校の雰囲気やスタイルの違いを身をもって体験できてよかったです。明日も何か発見できたら良いなと思います。


学法福島高校 2年 緑川 果琳 訪問先 へミンゲンの高校
今日はへミンゲンの高校に行きました。1時限目が美術、2時限目が英語、3時限目が国語(ドイツ語)でした。
美術の授業では人形を好きなような形にして、その形を書くという授業でした。その時に一部の生徒が私に話しかけて来てくれてとても嬉しかったです。また、友達の作品のいいところを自分に取り入れようとし、友達に作品を見せてもらっていた姿がとても印象的だったし、良かったです。
英語の授業ではスピーチをしました。だいぶ慣れてきてあまり緊張はしなかったものの質問にちゃんと返答ができたかというとあまりしっかりとは出来ていなかったのかもしれません。しかし、生徒達は真剣に聞いてくれて他の国のことなのにどうしてこんなに考えてくれるのだろうかすごく不思議でした。
国語の授業では教科書を使わずに授業をしていました。文章が理解できず、隣の子のノートを見ると登場人物や物語の内容をすべて自分で書いていました。考えている間に、先生は椅子に座り暇そうにしていました。これは私の学校だけなのかもしれませんが、授業中に先生が暇そうにしている授業は今までなかったです。先生がずっと喋り続け、たまに考えるくらいの授業しか見てこなかったのですごく驚きました。
その他にも生徒達の多くが青ペンでノートをとっていたことに疑問を持ちました。


福島県あさか開成高校 2年 鈴木ひなた8日目:ヘミンゲンの高校
今日はヘミンゲンの高校に行きました。1校時目は美術を受けました。美術の授業では人体模型を見ながら体ラインや関節を描くというものでした。隣に座っている男の子2人英語で自己紹介をしたあとにポーズを決めて絵を描きました。英語で話しかけられたときに分からない単語が何個かあり、何と反応すれば良いのか分かりませんでした。しかし、話をしているうちにジェスチャーやその場の雰囲気で何とか少しは言っている意味を理解することができたと思います。2校時目は英語を受けました。英語の時間はスピーチをしました。福島についての現状発表し、質疑応答を行いました。ドイツ人が震災について興味を持ってくれていることで嬉しく思い情報発信していけたらなと思いました。また、ドイツでは地震が少ないことなどを知ることができました。3校時目はドイツ語の勉強をしました。授業のやり方が日本だと先生が一方的に喋るのだが、ドイツでは生徒に質問や問いかけを行うというもので日本との違いがあり、分かりやすい授業の方法だなと思いました。そこで、ドイツの生徒は積極的に手を挙げたり、質問をするなど意欲的だなと思い、私も指名されたから発言するのではなく、自分から発言できるようになりたいと思いました。


桜の聖母学院高等学校 一年 伊藤光雪 8日目:学校
今日は学校に行きました。ドイツの学校と日本の相違点について知ることができました。まず、人の多さからして、私の学校とは全然違く十倍以上の人がいてびっくりしました。最初の科学の時間では、マグネシウムの酸化環元について勉強しました。それは中学校レベルの勉強だったので、年齢が同じでも、勉強レベルが違うことに驚きました。高校の方の勉強はどのようなものなのか気になりました。
 二時間目の数学の時間では、sin,cos,tnを習いました。勉強の仕方が違うのと、勉強の取り組みの順が違ったことにも驚きました。そして、勉強に向かう姿勢が何よりも違うなと思いました。自分から積極的に勉強に向かっていたのが良かったです。内容的にはすでに習っていたことだったので、なんとなく分かりました。
 また今日は、昨日から合流したノアとよく話をしました。日本人がどれだけ社会に興味がないのか分かりました。自分からインプットに向かわないこと、民主主義なのに国民に民主主義の姿勢がないことが、別の視点から見ることができました。
 また学食がとても美味しかったです。4.50ユーロでがっつりたべれるのは魅力的でした。
 今日初めてドイツの学校に行って見て、外国人を見る目が意外に厳しくなかったことに気がつきました。やはりそれは、多国籍が多い国家ならではの特徴なのだと思いました。また、日本にも導入すべきこと、例えば、時間のゆるさやコース選択の自由などがありました。お互いに教育の面でも交流して行きたいです。


8月7日 長島美侑 福島高校1年 ヘミンゲン高校1日目
高校へいきました。高校がポツンと建っているイメージでいましたが、基礎学校が一緒の敷地内にあって小さい子から大人に近い年齢までさまざまでした。自分たちが入れてもらったクラスの子たちは同じ高校一年生なのに体のサイズが一回り大きかったです。一校時目は美術の授業でした。木製の人形のスケッチをしました。影を付けるのが上手くいきませんでした。先生にはアドバイスを頂き、生徒さんには間に椅子を入れてくれました。2校時目は、英語の授業でしたが自分たちのスピーチに時間を与えてくれました。東日本大地震について質問がたくさんきました。挙手が絶えなかったです。3校時目はドイツ語の授業でした。教科書を使わず、プリントのテキストを使っていました。気づいたことは2つです。一つ目は誰かの意見の上にさらに意見をすることです。日本ではクラスメイトの意見は聞き流しになっているので新鮮でした。二つ目は先生が最初の方は授業を進めていたのですが、最後に近づくにつれて生徒が主体でした。楽しそうな授業で羨ましかったです。学食を食べた後、学校を案内していただいてから打ち合わせ会をしました。良い経験をしているなと思いました。


福島県立安積高校 1年  岩崎有稀  高校&市内観光
今日は、初めての高校へ行き、学校案内をしてもらいました。その後、市内観光をしました。
高校は日本より大きかった。また、緑が多かったように思えた。また、日本ではあまり生徒投票が盛んではないですが、ドイツでは、生徒投票で決めた施設もあると聞き、学校にいるときから、このように民主主義の意識を身に付けることが出来る環境はとても素晴らしいと思いました。高校では残念ながら最初の体育はやることができなかったのですが、二時間目の化学からは参加できました。ドイツの高校では、日本の高校とは違い、生徒全員がしっかりと授業に参加しており、日本ならばクラスに一人はいる居眠りしている生徒が一人もいなかったことに驚きました。皆、積極的に授業に参加するように日本でもなってほしいです。
また、今日は、学校が終わったあと、両替をしました。最初にいった銀行が手数料で12€とかなり高かったのでとても驚きました。
今日は、一人で買い物をすることができました。すこしずつ進化していきたいです。


福島県立橘高校 1年 吉田美咲 訪問先:ヘミンゲン高校
 今日は高校訪問の1日目でした。45分授業が6コマあって午前中で授業が終わるなんてドイツの高校生はいいなと思いました。
 1時間目は体育の授業でした。種目選択だけだったのですぐに終わってしまいました。何か違うことを始めるのかなと思ったけど、そのまま授業が終わってしまったのでびっくりしました。次の授業までドイツの高校生と話をしました。お互いの国の文化についていろんな話をすることが出来ました。はっきりと自分の意見を主張出来ていてすごいと思いました。
 2時間目は化学でした。酸化還元反応についての授業でした。ドイツ語で授業だったのでさっぱり分からなかったけど、通訳していただいたのでなんとなく理解出来ました。教え方がドイツと日本ではかなり違うと思いました。
 3時間目は英語でした。英語で書かれたかなり長そうな本をチャプターごとにプレゼンテーションをする授業をしていくそうです。日本の授業では絶対にない内容で日本よりレベルの高い授業だと思いました。明日の授業もできるだけ聞き取れるように頑張りたいです。


福島県立安積高校1年渡部めぐ ヘミンゲン学校1日目
今日は学校へ行って授業に参加しました。日本の学校と違う点は、午前中で授業が終わることや、クラスが決まっていないことです。大学生の授業のようでした。そして何よりも全員が授業に参加して議論するスタイルの授業である事です。先生が質問したり説明したりすると必ず9割以上の手が上がり自分の考えを先生や他の生徒に伝えます。日本の授業でそんな光景を見る事は無いので驚きましたが、自分の考えを持ちそれを共有するのはとても良いことだと思います。生徒はみんな堂々としていて輝いていました。9月から私は違うギムナジウムに通うので少しでもドイツ語を勉強して早く学校になじめるように頑張りたいです。またこの学校はスポーツが盛んでたくさんのサッカー選手の出身校であるそうです。

学校の壁の会はみんなでコンテストを開催して描いたそうです。小さい頃から民主主義を肌で感じて学ぶ機会があるのはとても良いことだと思いました。自己責任で勉強するもしないも自由であることは少し怖いですが、早いうちから自立しているのはそのおかげなのではないかと感じました。日本の教育は受験に向けた勉強が重要視されていて、つまらないなと思いました。日本の教育とドイツの教育には違いがありますが、私はドイツの学生を見習って日本に帰っても積極的に発言をしたいです。