2017年2月23日木曜日

来んねキャンプ3日目 県南で思いっきり楽しみました!!

文責:宮崎大学 2年 森谷尚之
   宮崎大学 2年 藤原彩夏

来んねキャンプ3日目です。

朝、蜂の巣キャンプ場内の自然を満喫する散策のあと、
午前中は、日南市の北郷保育園を訪問して園児との交流会をしました。

福島の参加者を北郷保育園の園児たちは盛大に歓迎してくれて、とてもアットホームな感じがしました。

北郷保育園の園児たちと一緒に体操やフォークダンスを踊り、初めは福島の子どもたちは大勢の園児たちに囲まれて、緊張した面持ちでしたが、徐々に慣れていったのか笑顔いっぱいにふれあっていたので、とても楽しそうでした。

その後は、天気が良かったので園庭をみんなで自由に駆け回ったり、遊具で遊んだり、ボールを蹴って遊んだりしました。



ちょっとの時間しか遊べませんでしたが、すぐに友達になった子も多く、お別れの時に「○○ちゃん、バイバイ!」と言って別れを惜しむ様子を見れました。

親も子どもが駆け回ったり、楽しんでいたりする様子を、カメラでパシャリと撮っていたり、嬉しそうに見つめていたりしていて、子どもだけでなく、親も十分満足に楽しんだのではないかと思いました。


また、印象的なことが1つありました。

福島のある保護者が、北郷保育園の園児に向けて感謝の言葉を言う時に「次、宮崎で何か起こったら絶対に福島の人は助けてくれます。」とおっしゃっていました。

この言葉を聞いて、助け合うことって大事だなと思いました。

宮崎でも口蹄疫があった時期がありましたが、その時も他県からたくさんの支援をして戴もらい、嬉しかったです。

そういった助け合いの精神を改めて大事にして明日からのボランティア活動につなげていきたいと思いました。

お昼ご飯は南郷漁協の方に魚料理を振舞っていただきました。


マグロのお刺身、サワラの焼き魚、メジロのお味噌汁など、どれもとても美味しくいただきました。

特にカツオの漬けをお茶漬けにしたものが絶品でした。




「普段は福島で不安を持ちながら食べている魚を何の不安もなく食べることが出来た。」とお母さんたちはとても喜んでいました。

青島青少年自然の家に到着して施設のルールを聞いた後、大工の浅部さんに1人ずつ積み木のプレゼントをいただきました。


これは廃材を使用しでおり、福島に帰っても楽しんで遊んでほしという浅部さんの思いの詰まった積み木でした。
子どもたちもこれで楽しそうに遊んでいました。

その後、お母さんたちの学習会が始まりました。1つ目ではジールの福田さんに「食」についてのお話をしていただきました。
普段の食事で体内に入ってしまった放射線や添加物を体外に出すことを意識することが大切と教えていただきました。
どういった食材にデトックス効果が高いのかなどお母さんたちから多くの質問が飛び交っていました。
2つ目の学習会では、宮崎大学の松田先生にお越しいただき、講演してくださいました。


主に「放射線」をテーマに物理学な観点から放射線とは何かや、計算上の被ばく量から考える先生の意見を話してくださり、実は、自然界にも放射線というのは存在していてそれが体内から外へ放出していたり、地中から放出していたりするのだということは、知らなかったので私自身とても勉強になりました。

福島のお母さんたちも松田先生のお話をとても熱心に聞いていて、最後の質問コーナーでは自分が思っていることを先生や周りのお母さんたちに話して、とても満足した勉強会だったと思いました。

明日は、森の妖精ごっこしたり、BBQをしたり、海遊び、宮崎でも有名なホテルシェラトンへ行ってともて内容の濃いスケジュールとなっています。

子どもたちも元気いっぱいなので明日も楽しみです^o^




以下、小玉直也
福島の子どもたち3日目は日南市の北郷、南郷を満喫!!
朝から、宿泊した施設の近くを散策し、吊り橋を渡り川ぞいに歩き、山と川の自然を堪能。
その後、今回、北郷温泉協会の以倉さんの紹介で北郷保育園を初めて訪問。

これがまた、めっちゃ良かった。
保育園児の歓迎の歌や交流ですっかり仲良くなって、園庭で遊び、何人かのママの目に涙があふれていました。
お別れの際に、すっかり仲良くなった北郷保育園の園児たちが、「こはるちゃん。また遊ぼうね〜」って大きな声で呼びかけられ、福島の子どもたちも笑顔でバスに乗り込みました。
そのあと、目井津漁業協同組合さんの協力で、とれたてのカツオずくしのランチとなりました。
冨山部長をはじめ、多くの漁協関係者と婦人部のみなさんに歓迎され、昼食を共にしました。
以前、東北ではタコを食べた時に人の髪が出て来て、東北で海の幸を食べれなくなった。という話も聞き、宮崎のカツオは安心して食べれると話されてました。
去年、訪問したカープの練習を見学しに行こうと思っていましたが、残念ながら休養日で閑散としている天福球場でトイレ休憩となりました。
そこから宮崎市に移動して、この日宿泊する青島青少年自然の家に移動して、学習会。
アースウォーカーズの保養では、福島の参加する保護者の方々向けに、毎回1時間2コマの講義を開催しています。
この日はオーガニックレストランの福田さんが「食と健康について」、宮崎大学工学部の松田教授が「福島県の現在の放射線被曝について」の講義で学びました。
お母さんたちから、次々に出てくる疑問質問に応えてもらいながら、あっという間の2時間でした。
そして、昨晩、何より良かった出来事がありました。
これまでのブログでもご覧になっててわかると思いますが、今年の参加者には夫婦と娘2人の家族4人で参加している方がいらっしゃいます。
1泊目は娘2人が女性棟でお母さんと一緒に寝たのですが、翌日は男性棟でお父さんと一緒に寝ました。
その夜中3:30に3歳の下の娘さんが夜泣きし始めたのです。
これが、なかなか泣き止まず、私が2階に行ってみると、お父さんは娘さんの背中をトントンと叩いてあやしていました。
普段、家族で寝てて、夜泣きしたらあやすのはお母さんの仕事なのでしょう。
なかなか泣きやみません。
私が、その横で座っていたら、お父さんが起き上がり隣の部屋に抱っこしてあやすと、すぐに泣きやみ、すーっと寝ました。
この15分くらいの間の夜泣きは、同室で寝ていた男子学生たちにも、お父さんにも良い夜だったと実感しました。
男子学生たちはたぶん、夜中3:30に子どもが泣いてきついなあ。。。と感じたかもしれません。
しかし、その後のミーティングで、結婚して、子育てをするということの大変さを実感し交流することができました。
そして、このような大変な子育ては女性だけに任せるのは良く無いので、男性も積極的に関わる努力をしていかなければならない。という話ができました。
また、お父さんにとっても、ママがいない娘2人とのベットは初めてだったかもしれない。
そう思うと、とても良い機会になったなあと思いました。
アースウォーカーズを通じて福島の子どもたちを支援する、一口500円〜十口5000円のマンスリーサポーターを募集しています。
下記からの申し込みお待ちしています。
http://earthwalkers.jp/pg621.html

0 件のコメント:

コメントを投稿