2017年2月27日月曜日

来んねキャンプ 7日目 想定外のハプニングにドルフィン幸森さんがアシスト!

文責:藤原彩夏(宮崎大学2年)・甲斐悟(宮崎国際大学2年)
7日目の朝は日向学院海の家から朝日を見ることができました。
太平洋から昇る太陽を初めて見るお母さんも多く皆さんカメラ片手に神秘的な光景を写真に収めていました。

この日、午前中は、毎度お世話になっている元気村を訪問予定!
ところが、前日、受け入れの中心の矢野さんのご主人が救急車で運ばれ、命に別状はなかったものの、想定外のハプニング。
そんな状況をアシストしてくれたのが、コインランドリードルフィンの幸森社長!
午前中、ご自身のクルーザーを出してくれ、海を遊覧。
初めての船乗りに子どもたちは大喜びでした。
その後海出て船に乗り、太平洋を眺めました。
天気も良く太陽がキラキラしていて、風も気持ちよくて最高でした。

船からエイが見えて子供たちは大興奮でした。
太平洋の広大な海の中でもリフレッシュすることができました。

急遽予定が変更になってしまいましたがドルフィンの協力のお陰で貴重な体験ができたとお母さんたちも喜んでいました。

本来行くはずだった元気村の方も楽しみにして下さっていたので、来年は必ずみんなで行きたいです。
お昼はドルフィンの幸森さんのご好意で船乗りに引き続きご飯までご馳走になりました。

今日は焼きそばとおにぎりとお肉をいただきました。


すごくこだわった作り方の焼きそばで、みんな美味しいと口々にしてたくさん食べていました。
お腹いっぱいで景色も綺麗で心もお腹も満たされました!

お昼ご飯の後は砂浜で海遊びをしました。22日は少し天気が悪く海に入れませんでしたが、今日はみんなで靴を脱いで波を追いかけました。

ビショビショになってしまった子もいましたがみんな元気一杯遊びました。 
一昨日は、はじめての海遊びに戸惑っている子もいましたが、今回は、みなはしゃいでました。

波打ち際で遊ぶ子や砂遊び、貝殻ひろいなど、それぞれ楽しんだようです。
現在でも福島では海に入ることは難しいですが、今回宮崎の海で子どもの元気な姿を見ることができてとても嬉しかったとお母さんたちが話してくれました。


海で遊んだあとはサンチュリー北郷で温泉に入りました。
温かいお湯と温かいお出迎えで体も心もぽかぽかになりました。


そして、宮崎に来んねキャンプ最後の夜は
これまでお世話になった方々を招いてお別れ会をしました。
いろんな方々が関わっている来んねキャンプならでわの交流会となりました。


オープニングではさくらエイサー太鼓のみなさんの
パフォーマンスを楽しみました。

福島の子どもたちや保護者の方たちも途中から
サージを頭に巻いて、エイサーを楽しみました。

夕食は天空カフェジールの福田さんや来んねキャンプを手伝ってくれている吉崎さんなどのご協力で美味しいカレーなどの料理を楽しみました。
福島の子どもたちや保護者はもちろんのこと、お別れ会に参加した方々も
お腹いっぱい食べていました。
お別れ会では学生ボランティアからの一言や来んねキャンプでの写真をスライドショーで見たり、福島の子どもたちの保護者からお話をしていただきました。

目に涙を浮かべながらも、このキャンプの感想や福島の現状、お世話になった方々への
感謝の言葉を述べていました。

保護者の方々はこのキャンプに参加したことにとても満足しているようでした。
加筆:小玉直也

2017年2月26日日曜日

6日目!福島の子供たちは宮崎市内で初体験をたくさんしました!

文責:宮崎大学2年 阿部青葉

5日目は、まず木花運動公園の芝生で遊びました。

みんな裸足になって、追いかけっこをしたり寝転がったり、とっても楽しい時間でした。


天気もよく、気持ちよかったです。


福島では普段外の土に触らないため、汚れるのを気にしていた子供たちですが
自ら砂をさわりに行けるようになりました。


また、お母さんたちは子どもたちが楽しそうに走るのを見て、とても嬉しそうでした。


そのあとはWBCの練習風景を見に行きました。
お母さん達が一生懸命野球選手を探しており、宮崎ならではの体験ができました。



お昼ご飯は平和台のオーガニックレストラン「sizen」で、オーガニック料理のビュッフェをいただきました。
すごく美味しくてみんなたくさん食べました。


福島のお母さんは、オーガニックな食べ物で体の中から毒素を出してくれるので嬉しいとおっしゃっていました。


その後は、はにわ公園でたくさん遊びました。


変わった形のはにわをみつけたり、みんなではにわのポーズを真似っこしたりしました。


たくさん遊んだ後、池部さんからソフトクリームのプレゼントをいただきました。


みんな美味しそうに頬張っていました。



次は「響座」で太鼓の体験をさせていただきました!


初めての太鼓体験の子もいましたが、今村先生に習って
 掛け声に合わせて真剣にたたいていました。


代表の岩切さんの演奏も素晴らしかったですね。


最後にはカレンダーのプレゼントもいただきました。

福島に帰っても
ときどきあの掛け声を思い出すかもしれません。

アンパンマン!やあ!
アンパンマン!やあ!
それゆけ それゆけ アンパンマン!やあ!


太鼓体験の後は、清武のホースパークで乗馬体験をしました。


最初は怖がっていた子供達もいましたが、みんな乗ることができて貴重な体験になりました。


馬に乗ってゆらゆらすることで癒しの効果があるそうです。
福島のお母さんたちも気持ちよかったとおっしゃっており、リフレッシュできたとても良い時間になりました。

また、野崎さんから寄付をいただきました。ありがとうございました!


晩御飯は「天照うどん」でいただきました。



「スープが美味しい!」と全部飲み干して完食している方もいました。

美味しいうどん、ごちそうさまでした!

来んねキャンプも終盤となってきました。
残りの時間も宮崎を楽しみましょう!

2017年2月25日土曜日

来んねキャンプ5日目 宮崎の子ども達と食べ物を満喫!!

文責:池山奈帆(宮崎公立大学 3年)森谷尚之(宮崎大学 2年)

来んねキャンプ5日目の午前中は、小林市の朋こども園を訪問しました。
昨年も訪れた場所でしたが、今年もとても凄かったです!!

最初に、朋こども園の子ども達による歓迎の歌を歌ってくれました。
この日の天気は、あいにくの曇り空でしたが、福島の子ども達をずっと前から来るのを楽しみにしていたかのように、元気いっぱい歌っていて、それを聞いて感動の涙を流している福島から来たいお母さんもいました。

本堂の神様にお祈りをみんなで捧げた後、近くの広場に移動して、子ども園のみんなと土まみれになりながら駆け回ったり、土を触って、手や服が汚れたりするまで遊びました。
お母さんたちは、わが子が元気に遊んでいる姿を見ていたり、楽しんでいる様子をカメラでパシャリと撮ったりしていて、服が汚れたのを困惑しながらも宮崎でなきゃできないことをさせることが出来たことをとても喜んでいました。
その後、朋こども園の園庭に移動して、遊具やおもちゃを使って遊びました。

気温が寒い中でしたが、それにも負けない子ども達の元気いっぱいすぎる姿がとても印象的でした。
普段、福島ではなかなか外で遊ばせるのを拒むとおっしゃっていたお母さんも、ここでは子どもを自由に遊ばせることが出来たので子どもだけでなく、お母さんたちも十分に楽しめたと思いました!
また、あるお母さんが「朋こども園は、先生の教育が良いからあんなにも子どもがのびのびと出来るのでは」と褒めていました。

それを聞いて、子どもの教育のあり方もこれから子どもが成長していくうえで大事だなと学生ボランティアとして考えさせられました。

最後に、無農薬のイチゴなどが振る舞われました。
ホントに甘くて参加者みんな笑顔があふれていました。

お昼は、泉の鯉さんを訪問しました。

まず、到着後子供たちはイケスの中にある鯉に11人餌あげをしました。
餌やりが初めての子ども達もいて、鯉の力強さに圧倒されていたようでした。

その後、鯉のお刺身、お味噌汁、そしてマスの焼き魚をご馳走になりました。
鯉のお刺身初体験のお母さんは、普通のお魚とは違って不思議な食感だったと話されていました。

子ども達も、鯉のお刺身やお味噌汁を美味しそうに食べていて良かったです。
泉の鯉で昼食を頂いた後、イーヴィレッジに行きました。

オーガニックな食材やランチが食べることが出来るお店でお母さんたちはそれぞれ欲しい商品や気になる商品を見ていたり、買ったりしていました。

食材について気をつけているお母さんも今回の参加者に多く、福島にもオーガニックな食材を扱うお店がもっと増えてくれたらいいなと、おっしゃっていたのが印象的でした。

短い時間でしたが、各々満足できた時間でした。

午後からはえびのにある、西田農園さんに伺いました。

西田さんは、毎年来んねキャンプの際に、この訪問だけでなく、卵やお米なども準備してくれています。

子ども達は、バスから降りるとすぐにヤギに近寄っていったり、田んぼのそばを走り回ったり元気いっぱいでした。
まず、餅つきをみんなでしました。
子ども達も11人順番に杵を一生懸命に振り下ろしていました。
つきたてのおもちと、焼き芋、回転焼きなどお昼ご飯の後なのにお腹いっぱいになるおやつをご馳走になりました。

食べたあとには、人参収穫をしました。

みんな放射能を気にすることなく、土に触れて、何本も何本も人参を抜いていました。

抜いた後はその場で洗って丸かじりを、みんなでしていました!
お母さん達も福島では絶対に土なんて触らせないけど、何も気にせずに当たり前のように触って、その場で収穫したばかりの野菜を食べるなんて夢のようと、話されていたのも印象的でした。