2016年8月5日金曜日

高校20人の被災地スタディーツアー in熊本

文責:宮崎公立大 田中
 今日は大阪暁光高校のスタディツアーに一日同行させていただきましたこの暁光高校のスタディツアーは現地でしか経験できないことを学ぶことを目的に毎年各地を訪れているそうです

今年は3泊4日の日程で長崎・熊本にやってきてくれました前日は長崎の平和記念公園や資料館を訪れたそうですそして今日はアースウォーカーズが熊本での日程をオーガナイズさせていただきました

 午前中は熊本の城北高校を訪れ交流会に参加しましたまず竹原英治校長先生と生徒会長の田中さんから学校紹介や被害状況の説明がありました

その後城北高校の生徒から被災体験やボランティアの体験を話していただきました実家が被災した生徒からは部屋が水浸しになってしまってショックだった母自身もつらいはずなのに母が励ましてくれて苦しかった感謝すること当たり前でないことを実感したのでこれからも考えて行動したいと話していました

暁光高校の生徒はメモを取りながら真剣に耳を傾けていました最後は城北高校のスローガンのこの坂をのぼれば希望があるを全員で唱えました

 午後は被害が最も大きかったといわれる益城町に移動しました
まず益城会館の川端さんのお話を聞きました震災当時の様子など体験者にしかわからない詳しい状況を話してくださいました

本震とされる2回目の大きな地震のときに多くの家が被害を受けたそうですその後益城の街を実際に歩きました倒壊している民家を見て被害の大きさを改めて実感しました

 その後避難所になっている広安小学校におじゃましました
始めにピースボート災害ボランティアの関根さんの話を聞きました

どのように避難所を運営しどのように被災者の方と接してらっしゃるかなどの説明を受けましたその後避難所となっている体育館に入り被災者の方の生活の様子を見せていただきましたまた被災者の方が快適に過ごせるための工夫も教えていただきました

 参加した山野上くんは熊本の方が前向きに頑張っている姿を見ることができたと話していました熊本出身の私としても今でも関心を持ち続けてくれることに感謝の気持ちでいっぱいでした暁光高校のみなさんお気をつけて! 






文責:小玉直也
高校生が被災地を巡る熊本スタディーツアー!!

本日は高校生20名と先生2名を引率して熊本で被災地スタディツアーを行っています
午前中は熊本の城北高校を訪問し高校生交流をし城北高校の先生や生徒の被災体験やボランティアの経験を聞きました


城北高校の生徒からは、「当たり前の生活できていることがありがたいと感じたと話があり大きな震災を経験した同世代の話を暁光高校の生徒は一生懸命メモをしながら聞いていました

午後から益城町に移動して被災地で被災者の生の話しを聞きました
会社員の川端さんは前震の揺れと本震の揺れで多くの家屋が倒壊し屋根瓦が散乱する中歩くのもままならない町並みで混乱した当時の状況を赤裸に語ってくれました

益城町のお寺の住職の徳尾さんは町内を約1㎞程歩きながら高校生を案内してくれました
自身も時間があればボランティアに従事しているがその際に右手を負傷し包帯を巻いた痛しい姿で高校生たちに熱い想いを語ってくれました

参加した高校生たちはテレビや新聞では知る事が出来ない生の話しや倒壊した家の様子を目の当たりにして、「自分の家がこうなる事を想像すら出来なかったが東南海地震が起きるのではないかという話しも聞いているので被災した時に出来る事を考えておく事は必要だと語っていました


この日の最後の訪問地は避難所となっている益城町立広安小学校
この避難所の運営を託されているのはこれまでもアースウォーカーズも炊き出し等でお世話になっているピースボート災害ボランティアセンター

ボランティアリーダーの関根さんに震災直後の避難所の大変さと同時に仮説住宅に移り住んでいきに規模が小さくなっていく避難所の現状などを話してもらいました

その後今も避難所となっている広安小体育館の中を見学しながら食事や物資の被災者への提供の流れ等を詳しく説明してもらいました
体育館の隣の建物は危険な状態で今も中に入れないのでロープが張ってありました

この日のピースボートのボランティア4人からボランティアの留意点などを報告してもらった後高校生たちも4つのグループに分かれてボランティアスタッフとディスカッションをしました


グループごとの代表者の感想ではそれぞれ高校生が学んだ事を報告しました
今回とても良い経験のサポートにアースウォーカーズが関われて良かったです
今後も福島や熊本でスタディーツアーを開催するので関心のある方は下記までご連絡ください

NPO法人アースウォーカーズ

0985-85-6555

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