2015年6月2日火曜日

大阪から初めての石巻でのボランティア

 はじめまして、現在大阪芸術大学4回生の小酒井自由です。先日、大阪で行われた「福島のいま」という講演会で小玉さんの話を聞き、直接被災地を観てみたいということで小玉さんと連絡をとり被災地ボランティアをすることになりました。

5月28日から6月9日まで被災地に入り活動していきます。初日は宮城県石巻市に入り「ビックアップ石巻」の原田さんにお世話になりボランティアを始めました。

この日の作業は石巻駅の近くにあるコンテナ商店街にターフを貼るお手伝いでした。貼られたターフは9月くらいまで張っているそうです。このイベントは震災後から毎年続けられています。


 コンテナ商店街の間にターフを張っていきます。




 商店街で商いをされている人は「色とりどりで魚や鳥や蝶の刺繍がされていて天気のいい日は日差しに照らされて綺麗なんだよー。でも、このコンテナ商店街も今年で出て行かなきゃならない。この商店街も全部取り壊されるんだ。見納めだよ。」と言っていました。移転するか、もう商売を終わりにするかは見通しが立ってないようでした。
30日には仙石線の全線開通をむかえる中で駅の周りではこの様な現実がある事を知りました。
始まったばかりのボランティア活動ですが、ただボランティア活動をするだけでなく携わる方々から被災地の現状も学びながら震災から4年間で変化していく街が今どうなっているのか、地域の方々が今何を求めているのか、そのニーズにボランティア団体がどう応えているのかも知っていこうと思います。 

以上。

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