2014年2月22日土曜日

いっぱいいっぱい思い出詰まった7日目!


 今日は、日南に行きました。朝、蜂の巣キャンプ場を余裕を持って出発する事ができ、運営側としても安心できました。始めは、マリンビューア南郷の遊覧船!!
 手を振ってお見送りしてくれたね!


 キメキメですね!来んねキャンプのモデルさん!?


船が動くとけっこう寒かったね。にもかかわらず、子どもたちは船旅を楽しんだようです。船の中をたんけーん!


日南市長さんも奥さんとお子さんを連れて皆さんと交流しました。
     

海中で見た、いろいろなお魚にみんな釘付けです。



船長さんがエサをあげてくれて、鳶がいっぱい近くに寄ってきた!!

45分間の遊覧でしたが、みんな、遊覧船に大満足でした。普段、海になかなか行けない子どもたちにとって、とても新鮮な時間だったと思います。お母さん達にとっても貴重な体験が出来たとおっしゃっていました。
遊覧船が終わると、元気村へGO!!

元気村では、あざみの会や現地の保育園の親子など、大勢の方が歓迎してくれました。バスの扉が開き、順番に降りた瞬間、子どもたちはほとんどダッシュ!!自然だらけの元気村には小みかんにはっさく、石釜や畑がありました。まさに、保養キャンプにうってつけの場所でした。

ごっつんこ♫

いっぱい小みかんがなっていて、どれを取ろうか迷うねーー
           

美味しそうなのとれた?

ピザも焼きそばもシチューも美味しかったです。焼きたてのピザ最高!!
             

みんなで大根掘り。大きい大根が何本もとれて大満足!よくできました◎
            

畑の土で、お山を作っています。普段、福島ではこんなことがあまり出来ないから、大根掘りよりもこっちの方がハマっています。子ども同士の壁も全くなく、一生懸命、協力してお山を作っています!!
              

女の子カフェ。彼女達だけの空間です♡

木登り、上手いじゃん!


アスレチックで遊んでいる間、お兄ちゃんはお休み中です。
               

3年後に成るであろうももの木を植えています。桃が成る頃には、またみんなで集合したいね!!  

 元気村のみなさん、ありがとうございました。子どもたちは敷地内を走り回ったり、果物採取など福島では出来ない事をやれていて、本当に楽しそうでした。


気になった事は、畑の土で遊んでいる子どもたちの中で「放射能が付いているから危ないよ」と言った子がいたことです。しかし、その子の手も最後は泥だらけでした。お母さん達は地元の方と話したり、元気よく走り回る子どもたちの姿を見て、リフレッシュしていたようでした。

 元気村の次は、温泉。そして、日向学院の海の家へ!!
 海の家は、広くて中から海が見えるとても良い所でした。バスが到着すると、大勢の当日ボランティアの人がお出迎えしてくれました。明日は、お別れなので、今日が最後の交流会!!

 多くの方から頂いたニンジンやお米、サツマイモなどを使ってカレーパーティーをやりました。カレーの他にも、サラダや大学芋を用意して下さっていて、みんないっぱい食べていました。

食事も中頃になると、当日ボランティアや学生からの出し物が始まりました。松崎さんによる絵本の読み聞かせや、マジシャンの日高さんによるマジック、アロマの松島さんによるアロマケアーのレクチャー、大橋さんと小玉さんのギター、2階ではジェフリーさんによる占いなど、みんな大盛り上がりの交流会でした。


 最後は、学生による、来んねキャンプを振り返るスライドショー!!

 1日目から6日目までを写真と音楽で振り返りました。その後、お母さんたちからお言葉をいただきました。福島での生活や震災当時のこと、子育てのこと、震災から現在までの苦悩や辛かった事など、みなさん涙を流しながら語ってくれました。      
自分は、福島の人達のような生活をしておらず、直接は分かりませんが、いつの間にか感極まって泣いていました。全てを紹介したいのですが、長いので勘弁して下さい。


交流会が終わると、みんな片付けや寝る準備に入りました。そして、深夜!!
自分がブログを書いていると、横ではお母さん達が交流会を!!ボランティアの人も何人か混じってお話を聞いていたようで・・・。まだまだ聞き足りない事・語り尽くせない事、あったと思います。
次の日知ったのですが、オールをした方も何人かいたらしいです。

朝から晩まで、内容の濃い7日目でした!!
以上、たかがお送りしました。

(文責 宮崎大学3年 平井 宮崎公立大 まるた)
 

2014年2月21日金曜日

てげ充実した1日やったかい、てげなげぇ文章になったちゃわ〜!の6日目


文責:りょう&あすか

来んねキャンプ6日目は、串間市で過ごす1日でした。
串間市は準備段階から共に熱く燃えて、当日を迎えてくださいました。

まず到着したのは、宮崎ブランドの完熟きんかん「たまたま」集約場!
工場内を見学させていただきました。
場内は柑橘系の香りが広がり、「オレンジのボール」がころころとあちこちを移動しています。
なんだかかわいいですよね♪

見学を終えると、お決まりの試食です。
お母さんたちは皮ごと食べることには驚いていたみたいで、「福島では線量が気になって、皮を食べるなんて絶対にあり得ない」と話していました。
子どもたちの中にも、最初は皮付きのまま食べる事に抵抗がある子もいましたが、一口食べると・・・♪
はまってたくさん食べちゃう子もいました♪

大人も一緒にパクパク♪
お土産ももらいました!

次に隣のかんしょ(さつまいも)の集約工場も見学させてもらい、またまたお土産をいただき、次の場所に移動です♪


次はcamp権代というところです。
森の中にある素敵なところでした!

森遊びでは、久しぶりの森に感動する子ども達。
ハンモックやブランコ♪
なんと、しいたけの収穫もさせてもらいました♪
昼食の時間も忘れ、森のブランコや椎茸狩りに夢中になっていました。
子どもたちらしい無邪気な笑顔が見られた気がします。


しばらく遊んで昼食です。
地鶏の炭火焼に、釜と薪を使って炊いた棚田で作られたお米、地鶏からとった具沢山スープ、あま~い焼き芋、そして収穫したばかりのしいたけ♪
他にもおいしいお漬け物などたくさん準備してくださっていました!

お母さん達は、「椎茸なんかは、特に放射線を吸収してしまうから食べられません」と話してくれました。
また、木でできたテーブルとイスでご飯を食べたのですが、福島ではそんなこと絶対にできないとのこと。
こんな短期間で感じるほどの生活の違い。
福島のお母さん達はいつも神経をとがらせながら、生活していると思うと心がいたくなります。

それでも宮崎では、晴れた空のもと、みんなで外の空気を吸いながらお腹いっぱい食べました☆

子どもたちは食べる事より遊ぶほうが楽しかったのか、遊びつづけ子たちもいました☆


 お腹も満たされたところで、次に移動です。
次は楽しみにしている子も多かった、ゆめ牧場です。
ここは趣味でされている牧場だそうですが、馬にブタにウサギにヤギに犬に鳥たち・・・
本当にたくさんの動物たちが子どもたちを待っていました♪
上手にエサあげられたかな?

馬にも乗ってみる!

目の前のヤギや馬の迫力にびっくりした子もいたようですが、こちらは人気者でした♪
ウサギ☆
みんな上手にエサをあげ、抱っこも上手にできました♪

ここではいちごをいただき、かわいい動物とはさよならしました。


森の次は海です。
立宇津港というところで、魚とふれあい体験をしました。
予定していた遊覧は波が少し高かったため、安全を考慮し残念ながら断念。。
それでも子どもたちはプールに泳ぐ魚に夢中☆
魚を直接触ったり、
網で・・・

ゲット~!!
捕まえる度、歓声が起こりました☆
最後は一緒に遊んだ大きなマンボウを海に帰し、「マンボウ~!」のかけ声で記念撮影♪

続いて、馬に会いに行きます。
串間市には、国の天然記念物にも指定される野生の馬たちがいて間近で見る事ができます。
野生のため人間に慣れていないため、そ~っと近づいていきます。
たくさんの人間に若干馬のほうが驚いていましたが、ガイドのお姉さんにたくさん馬についてお話してもらいました。

馬とさよならしたあとは、さっきみんなですくった魚をさばいていただきます☆
お母さんたちは慣れた手つきで魚を切っていきます。

子どもたちは一日の疲れを感じさせないくらい、待ってる間も走り回りました。
夕飯をいただいたこの民宿は、馬の生息区域内だったので、民宿の裏にも馬がいました。
見つけた子はさっきお姉さんに習った通り、「し~っ!」とじっと観察していました♪

そして、夕飯です!
みんなで捕まえた魚に、サラダ、唐揚げ、あら汁、フルーツなどなど、ここでもみんなでたくさん食べました。


そして宿に向け、出発。
ご協力いただいた串間市のみなさん、本当にありがとうございました。

帰りのバスでは、今日一日のスケジュール管理を担当したりょうくんが翌日から留学するため、参加者のみなさんに涙ながらにメッセージを述べお別れ。
保護者の方々も涙涙。
子どもたちの中には、「もう会えないの?」と号泣する子も。
それだけ彼は、子どもたちとめいっぱい遊び、このキャンプに真剣に向き合ってきたのでしょう。

車中は寝ている人も多かったですが、「今後もこのような保養キャンプが続くよう、できることをしたい」「毎日大変でしょうが、おかげさまで私たちは来ることができています」というような熱い話なども繰り広げられる帰り道でした。

毎日が盛りだくさんですが、今日もまた一段と盛りだくさんな一日でした。
今日は特に子どもたちの笑顔がすごく印象的な1日でした。
たくさん楽しんでもらえているといいなぁ。
明日もたくさん遊ぼうね。

本当に私も励まされるくらい、子どもたちが笑顔の時間を過ごせるように熱い想いで準備してきてくださった串間市観光協会をはじめとしたみなさん、ありがとうございました。

2014年2月20日木曜日

念願の海に行けた5日目!


5日目 文責:りょう、れい、神
今日は福岡ソフトバンクホークスのキャンプを見学!
ベンチから見る事ができたので選手達が近い距離で私をはじめ、子どもたちも大興奮!
秋山監督はやはり大きく、子どもたちと握手をして、ついでに私も握手してもらったので大満足でした。
最後にソフトバンクの帽子ももらい笑顔たっぷりでスタジアムをあとにしました。

その後、球場外で子どもたちはスタンプラリーや選手からサインをもらっていました。また、芝生がありその上を裸足で走り回っていたり、芝生の上を寝転んだりと福島では出来ない経験なので、楽しい時間を過ごしていました。
宮崎市観光協会さんとソフトバンクホークスさんには、3年連続、福島の子どもたちを受けれていただき、ありがとうございます。


次は青島の海へ行きました。3日目に行く予定でしたが雨のため断念していました。ですが、海に行きたいという要望があり時間を作って行くことが出来ました。初めての海を体験する子どももいて、みんな大はしゃぎ。
波や砂浜、落ちてた貝殻などで遊ぶ子どもたちは夢中!お母さんたちも子どもの笑顔が見れて、安心していた様子でした。
ともかく、大雪の福島から宮崎にやってきて、裸足で砂浜の上を駆け抜ける。
雪もないし、放射能もない事が子どもたちをこんなにも笑顔にさせるのだと痛感しました。

海を出発して、蜂の巣キャンプ場に到着後、お母さんたちはチキン南蛮作りに挑戦し、子どもたちはチンドン屋さんとバルーンアート等をして外で走り回ったり、紙芝居を読んでもらったりして楽しみました。

夕食はお母さんたちが作ったチキン南蛮や様々なメニューが盛りだくさん!
サプライズで桜エイサー太鼓による演奏やSing out Kid'sによる合唱の発表がありました。
みんな、音楽にのって楽しく踊ったり、歌を聞いたりして、その場にいた100名以上の方々で楽しんでいました。

また、当日誕生日を迎えた励の為に、誕生日の歌を歌ってくれるというサプライズがありました!
『こんなに多くの方から誕生日を祝ってもらうことは私にとって初めてのことであったので、この誕生日は忘れることは絶対ないものとなりました。ありがとうございました。』
(励)

最後にはSing out Kid'sの子ども達から、福島の子ども達への手紙が渡され、名残惜しい別れとなりました。
今回も来んねキャンプは、多くの人の支えによって実施されていることを感じさせられました。多くの人に感謝するばかりです。