2013年8月23日金曜日

ドイツプロジェクト最終盤!


ドイツでレポート遅くなりましたが、アップします。
この日は、翌日までの行程という最終盤。エネルギー問題などに取り組む大学生と議論。少し難しい話しもありましたが、丁寧に通訳していただいて、自然エネルギーなどの先進的な取り組みなどを学びました。
なにより、ドイツでは自然エネルギーの発電比率目標を掲げ、それに向けた国の政策や企業の努力が着々と進んでいるのが素晴らしい。
そして、原発と自然エネルギーでは事故がおきた時のリスクの度合いやコストが大きく異なり、日本では学べない多くの事が交流出来ました。

今回、福島の高校生たちが、貴重な一日一日を過ごす中、当初早く帰りたいと言っていた高校生もいたが、参加者みんなが、「もっとドイツで学びたい」「毎日が新しい発見と体験で楽しい」「ここでは日本で知る事ができない事を学べる」など口々に語り、日々成長している様子にうれしくなりました。
同時に財政的な問題や企画する上での困難さもありましたが、来年もぜひ企画して成功させたいと感じました。
文責:小玉直也

菅野莉央
今日は環境保護団体の方にお話を頂きました。
現在、ドイツでは今25%ぐらいが自然エネルギーというのも、すごいと思ったけれど、2020年までに35%、2050年までに80%という数値目標を掲げているのがすごいと思いました。
日本では今、原発事故がおきて大きなダメージを受けたし、安全ですらないのに原発の再稼動が議論されている。
ドイツでは1970年代から反原発運動が広がっていたのには驚いた。
また、自然エネルギーでの発電にする事でCO2が排出されないために地球環境に貢献出来る。放射性物質のような危険なリスクの心配がない。廃棄物処理にかかる費用がなくてすむなどといったメリットがある事を知りました。
教会で食べた昼食の際には集まって下さった方達は皆福島の事を気にしていてくれたり、支援をしてくれたり、お祈りをしてくれていたり、感謝しなければいけないと思いました。
また、私たちのためにピアノとソプラノ歌手の方がコンサートをしてくださりとても嬉しかったです。
ドイツに来るまで、そして来てからもたくさんの方にお世話になりました。
たくさんの方のおかげでドイツまで来れたし、ドイツでエネルギーや歴史などについて勉強できました。この感謝の気持ちを持ち続けて、福島の学校での勉強や普段の生活でドイツの経験をいかしていきます。

武藤沙也夏
今日はBUNDというドイツのエネルギー問題に取り組んでいる団体の大学生のプレゼンを聞き、ドイツは脱原発も含め、電力をいかに自然エネルギーを使って供給するかを色々な方法で考えてすごいと思いました。
日本も原発事故が起きてしまったのだから、もっと真剣に考えるべきです。
そしてドイツにはこのような脱原発運動が盛んに行われていて、そのような団体がたくさんあると聞いたけど、なぜ日本にはこのような団体や活動が少なくて見られないのか不思議に思いました。
私はドイツに来て日本の原発に対しての対応が間違っているとよく耳にしました。しかし私たちは知識がなく議論についていけませんでした。
これからは、学校で習う事がなくても、自分で出来る範囲で最低限の知識は身につけておこうと思いました。私はこうやってドイツに来て学ぶ機会を持てて本当に良かったです。
教会では、現状をいろいろ聞かれ、東京に行く事すらためらうほど気にしていて、他の人から見ると放射能の考えはいろいろあると感じました。
今日は、また原発について深く学べた一日でした。
Guten Nacht

庄子時央
午前中、ブンドという環境団体の青年部へ行き、ドイツのエネルギー政策について学びました。ドイツでは1970年からエネルギーシフトの動きがはじまり、2002年から再生可能エネルギー法ができたそうです。この法律では再生可能エネルギーによる電力の買い取り価格を20年間固定させ、投資資金の回収がしやすくなっている。
再生可能エネルギーの普及が進む中、買い取り価格を安くしている。
日本ではドイツは電気を輸入していると批判する人がいるが、実は輸入より輸出の方が多く、フランス、オランダなどの隣国に送って販売している、エネルギー輸出国である事を初めて知った。ドイツのエネルギー政策は日本と異なり歴史があるり、若者の中でも認識が深いと感じました。
教会でランチを食べて音楽を聴いて、自宅に帰った。今日は美穂さんと未来さんと深生さんと私の4人でカレーを作り、ホストファミリーと一緒に食べて喜んでもらいました。その後、スポーツ観戦できるレストランでサッカー観戦をし、ホストフレンドのキリアンが応援していたチームが勝った。

石橋未来
環境保護団体でドイツのエネルギー政策や脱原発の、より詳しい話が聞けました。日本も見習って欲しい所がたくさんありました。ここでもドイツの学生の国や世界に対する興味や感心が高いと改めて実感しました。
昼食はドイツ在住の方々との交流で、ドイツに来た理由や生活について話がきけました。その教会ですばらしいミニコンサートも行われました。
そして、みおちゃん、みほちゃん、ゆっきーと一緒にユリアの家に行きカレーを作り、美味しく出来て喜んでもらえて良かったです。
その後、スポーツバーでサッカー観戦をしながらケーキを食べ、日本ではなかなか行けない所だったので良い経験できました。
ドイツプロジェクトも明日が最終日となりショッピングも出来るので後悔しないように充実した一日にできるようにがんばります。

阿部美帆
午前中は大学生の作ったスライドを見てディスカッションしました。ドイツでは日本で震災があったときに、福島の問題でデモを起こし、国として脱原発になったそうです。しかし、実際に震災にあった日本がデモをおこしても、なぜ脱原発にならないのか不思議に思いました。
午後は教会でゆっくり過ごしました。私が話した方はいわき市の方で会社が震災後にやめてしまい、ドイツにいた友人の所に来たそうです。
人生は本当に何が起こるかわからないなあと思いました。

久保田深生
今日はBUNDという環境について活動している団体から再生可能エネルギーの話をして頂きました。専門的な話でしたが丁寧な説明で理解しながら聞く事ができました。特に感じたのがドイツは原発をなくした後のことをしっかり考えていると思いました。またここでも自分の原子力に対する知識の浅さを思い知らされました。ただ、自分の意見を持つ事はできたので、この思いを福島をはじめとする多くの人々に伝えて行きたいです。
その後、教会でミニコンサートを聞きながら昼食を食べました。そこで震災直後の体験を話す事ができ福島の事を知ってもらえて良かったです。美しい歌声とピアノに癒されました。このような機会を設けて頂き、ありがとございました。夕方からみんなでカレーを食べて、サッカー観戦をしました。

佐々木泉
午前中、BUNDの話を聞きに行き、環境や対策のことを自分で調べて、発表できるのはすごいことだなあと思いました。まったく知識のない私にとっては、とても難しい内容でしたが、多くのことを知れて良かったです。やはり、ドイツは日本とちがってとても環境を大切にしているし、有効活用しようとしているので、多くのアイデアがありました。環境を壊さずに自分たちの暮らしを変えないようにするのは簡単ではありません。しかも、日本の場合は全ての人が環境を考えているわけではなく、一部の人は誰かがやってくれるだろう、自分はやらなくても平気だろうという考えを持ち、協力しない人も多くいるので、国民全ての人が協力し合えば、より良い環境で暮らせるようになると思います。日本がドイツのような国になるのを願います。
午後は教会でミニコンサートと交流会でした。そこでいろんな話しをしてドイツへの興味が深まり将来また来たいと思いました。ソプラノとピアノの演奏にとても感動しました。
私も希望を持って一歩一歩前に進み夢を実現したいです。

宍戸藍子
今日は7人と行動する最後の日!!
大学生と交流?原発について話しました。
ドイツはしっかり目標をもって原発を減らそうとしている。
あと、自然エネルギーを増やそうとしている。 でちゃんと結果も出てる。すばらしい!!
日本もこうゆうのあるといいのにね。
その後は教会。 もーまぢ、ありがとうございます。
一緒のテーブルの人が汚染水流れビックリ。危険という意識がうすれちゃっているよね。
たしかに、うちも余震がきてもビビらなくなったし、屋外に出るのも怖くないな~って。
そうゆうの考えなおそ~っと。まぢで。
で弟にもちゃんと伝えよ~っと。
あ~明日で終わりか~。 帰らなきゃだめ???
翌日を最終日に残すのみとなり、今回の高校生交流企画で一番力になってもらった、ベルリン日独センターの牛込さんと乾杯。

本当にありがとうございました。牛込さんからGOサインが出てから一気に準備して大変だったけど、実り多きドイツ企画の最終日を前にして、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。

ご主人も仕事が終わって合流してもらい、私たち引率の宿11泊分を対応していただいた具志さんと、福島談義、ベルリン談義に華が咲き、語り合いました。

そして、この場でも高校生達のレポートのタイプに追われていた小玉でした。

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