2013年8月19日月曜日

実り多きドイツも中盤!激アツな素敵なメッセージです!


文責の小玉です。少々体調を壊し、喉と頭が痛くブログのアップが滞って、5日遅れでの紹介となります。
この日は、カニジウス高校に集合したあと連邦議会議事堂、ベルリン中央駅、ブランデンブルグ門、ユダヤ人記念碑、一心でランチ、ユダヤ人をかくまった部屋、アンペルマンショップと盛りだくさんの内容を南さんとジャーナリストの福本さんに紹介してもらいました。

阿部美穂
今日は議事堂や中央駅で環境について学びました。日本では想像できないほどの環境に配慮されてて見習いたいと思いました。私は高専の建設環境工学科なのでとても良い経験でした。
議事堂での工夫では太陽の光で議事堂を見れるようになって、上から議事堂の様子が見れオープンになっているのも国民に何も隠していないドイツだと思いました。
ユダヤ人の説明を聞き、戦争で争った国と今では平和に生活していることはすごい事だと思いました。このような関係になれるのには感動しました。

久保田深生
連邦議会議事堂の作りで環境に対する配慮が進んでいて、風通しが良くなるような町づくりや建物作りでエアコンを使わない対策も考えられていて電力消費の面でも、屋上に張り巡らされていた太陽光パネルなどエネルギー発電システムもすごかったです。しかも、電力会社からの電力なしで議事堂の電力をまかなっているのも見習いたいと思いました。
寿司料理一心でランチタイム、久々の日本食を美味しくいただきました。
最後に行ったユダヤ人のかくまわれていた部屋を実際に見聞きして、自分の知らないようなひどい迫害を受けていた事を知り、胸に込み上げてくるものがありました。
案内していただいた引率ボランティアのみなさんありがとうございました。

石橋未来
今日は書きたい事がいっぱいあります。
今日はみんなで環境と歴史を学ぶベルリンウォーキングツアーに行きました。
最初に行った連邦議会議事堂は環境面で驚くべきたくさんの工夫がされていました。ソーラーパネルの太陽光発電、バイオマスエネルギー発電などでの電力を国民に売っているそうです。一番工夫が感じられたのが天井のドーム型の所です。ガラス張りにして冬は太陽の光で暖かくし、夏には涼しいように風を通る隙間が作られていました。
そうする事で、議会には太陽の光で明るく、人々には議会が見えるよう開かれた政治をしているそうです。
そのような議事堂の建設計画を世界中に公募してイギリス人の案で作られたそうです。日本では考えられないけど、ドイツ人の柔軟さや心の寛大さを感じれる建物でした。私は、日本はエコな国だと思っていましたが、もっと環境に優しい建物作りや町づくりができるし参考にできる所も多いと思いました。
次にベルリン中央駅、ここも2階から地下1階まで筒抜けになっていて太陽の光が地下まで入るようになり明るいし涼しい建物づくりでした。またドイツ鉄道も自然エネルギーを推奨しているし、個人で消費する際に原子力か火力か自然エネルギーか電力を購入する際に選択できるそうです。
ゴミの分別もこまかくなっていて、紙なども燃えるゴミではなくリサイクルペーパーになるなど4つのゴミ箱のうち3つがリサイクル用でした。
次にユダヤ人をかくまった博物館に行きました。途中の道にユダヤ人の名前などが書かれたプレートがナチスに連行された自宅前にいくつもあり、ユダヤ人が迫害された事を聞きもっと知りたいと思いました。そして歴史を学ぶ事で亡くなった方々へ思いをはせたいと感じました。
ユダヤ人をかくまったオットーさんは心優しく素晴らしい人だと思いました。私が同じ状況になったら、自分の身をかえりみず助けるというのは簡単にできないと思います。
今日は勉強になった一日でした。ドイツの環境への取り組みや歴史の認識などが日本が参考にしたほうが良い事がたくさんありました。ドイツの環境と歴史を一部ですが知れたと思います。
そして、ホストフレンドのヘレナとも、たくさんコミュニケーションをとれるようになってきたし充実した一日でした。

宍戸藍子
今日は市内かんこおおおお!ルンルン!
いろんな話がいっぱい聞けて、ドイツの工夫はハンパないです。
日本では東京など狭い所に建物がいっぱいたっていて、ドイツでは風通し等も良くするよう道路を広めに取り緑を増やしているそうです。日本とドイツは真逆だなあ。
あとは、ナチスのはなし聞いた。。。
教科書では分からない事、先生もなかなか触れない事。たくさん知る事ができました。
なんというか残酷です。ドイツの過去を忘れないという考えが、ほんとステキ♡
そして同じあやまちを繰り返さない。そういう所は素晴らしい!!♡
もっとドイツについて知りたいと思った一日でした。

菅野莉央
連邦議会議事堂ではガラス張りの天井に鏡が張り巡らされ、太陽の光が議事堂に入ってくるように工夫されているそうです。また日本のような厳重に調べられる事も無いので気軽に来れるし自分が親になったら子どもを連れて行きたいと思いました。
中央駅の地下では涼しいのにエアコンが無いと聞いて建物の中にも空間を作る事で風通しの良い空間が作れていました。日本もクーラーに頼るのではなく、いろんな試みがあればいいと思いました。
街を歩くと虐殺されたユダヤ人の記念碑があちこちにありました。街の中には、つまづきの石がたくさんあり、今日歩いた距離だけで多くのユダヤ人が連行され虐殺されたことを知りました。
そしてユダヤ人をかくまったオットーさんの話を聞いて驚きました。
自分が以前やとっていた従業員を助けたいと食料を送ったり、命をかけてまで誰かのために尽くすのは本当にすごいの一言しか出ません。また、何か変わった事をやると目を付けられ密告されるというのは恐ろしいと思いました。どんなに強要されたとしても密告するというのはすごくショックです。
今日、この戦争について詳しく知る事ができて、ドイツの歴史は過去を隠さず謝り、二度と繰り返さないような努力をしている事を知りました。
日本は今も原発について隠している事があったりするので、ドイツを見習って明るい未来を作っていけるようになってほしいです。

庄子時央
1894年に帝国議会議事堂として建設されたこの建物は、1933年ナチスに放火された後に廃墟になっていたのをイギリス人建築家によるデザインのもと1999年に改修された。
この建物のエネルギーは地下で生ゴミをバイオディーゼルによるコンジェネレーションシステムでまかなっている。
また、地下に熱を貯蔵し夏の暑さを冬に、冬の寒さを夏に利用し冷暖房の節約をしているそうです。この建物をはじめとした近隣の官公庁の屋根には太陽電池が設置されていて、電力会社に販売する事で収入にもなっている。
ガラスドームの中はエアコンを使わないのに涼しかった。それは夏は壁のガラスを開いて風通しがよくなり、冬は締め切りビニールハウスのように暖かくなるそうです。
そのドームの下には議事堂があり開かれた政治の呼び水にもなっているようです。
議事堂の近くには24時間対応の幼稚園があり審議が遅くなっても官公庁の人が子どもを預けれるようになっているそうです。
ベルリン中央駅は地下から2階まで吹き抜けとなっていて、地下の冷気が地上に流れ、地上の太陽の光がガラス張りの天井から地下まで届き照明の省エネを図っている。
天井では多くの太陽光発電があり、ドイツ国鉄は2050年までにエネルギーを100%クリーンエネルギーでまかなう目標を持っている。
電車や地下鉄やバスの運転手にちょくちょく女性運転手を見かける。それが普通らしいが、私の街の出身の女性運転手がJR東日本新幹線初の女性運転手だというニュースを大々的に報じていたが、ドイツは女性の社会進出が日本より進んでいると実感した。
昼食後、オットーバーン博物館に足を運んだ。オットーバーンさんは当時ブラシやほうき作る工場を経営していて35人の視聴覚障がい者のユダヤ人が働いていた。ナチスによるホロコーストが始まると救おうと頑張ったのだが34人は強制連行されていった。唯一の生存者の協力のもと、1999年に当時の作業場を博物館にした。
僕は当時のドイツ国民の中にナチスを反対する運動をした人がいたことを初めて知りました。
ホストファミリーの家で夕食後に、日本から持参したインスタントの冷し甘酒を作って、飲んだのだがキリアンもベロニカさんも口に合わなかったみたいで、回収しました。

佐々木泉
今日はドイツに来て初めて小雨が降る中でベルリン市内を歩きました。
議事堂では福本さんが環境に配慮した話や日本には無い政策を聞き、すごく勉強になりました。日本はドイツに比べて環境に配慮していない面や無駄な税金を使っているし、自己中心的な人が多い日本に多くの改善点を見つけて自分にできる事をやっていきたいと思いました。
お昼は一心さんからの振る舞いでランチをごちそうになりました。久々の日本料理でホッとしました。
午後のナチスやユダヤ人について多くの事を学びました。ひどい迫害を受けた話、苦しかっただろうなあ。実際の部屋や写真を見て、どうして戦争などをする必要があったのでしょう。人が戦うのは本当に悲しい事で戦争はしては行けないと思いました。
そして、南さんに「もしあなたがこの状況にあったらユダヤ人をかくまえますか?」と聞かれた時、私にはできないと思いました。見つかって殺されるかもしれないと想像しただけで怖くてできません。
今日は本当に充実した一日でした。
環境政策について、日本でもドイツを見習いすぐにでも出来る事はたくさんある。地熱を利用したり風力や太陽光や街の中に緑を増やす事ひとつひとつを進めていきたいです。街の中に緑を増やしていく事があんなに涼しいとは思いませんでした。
日本の人々はもっと外国に目を向けて、何が良くて悪いのか見直す必要があると感じました。

武藤沙也夏
今日は環境と歴史を学ぶツアーということでベルリン市内を歩いて観光してきました。
連邦議会議事堂、ブランデンブルグ門、つまずきの石やユダヤ人をかくまった隠れ部屋などを見てきました。

ドイツの連邦議会では開けた政治をモットーに、内部のデザインがとても工夫されていました。
例えば一般の人が中に入りやすいようにして、ドームなどから議会を見れるようにしたりしていました。そして、議会の建物の入り口にかいてあった文字の意味は国民のためにという意味なのですが、
本当は内部にある文字の意味の方が大事でドイツに住んでいる人のためにという意味なのだそうです。
ドイツは移民が多いため、国民だけでなくその人たちの意見もとりいれようということでそうなったそうです。

また環境に優しい建物というコンセプトを元に、残飯などの生ごみをバイオディーゼルに変えて電気を作っていたり、ドームがガラス張りなので自然の光で明るくなるので電気を使わなくて済んだり、
夏には熱、冬には冷たい風を地下にためて夏には冬の風を使い、冬には夏の熱を使っているなどたくさんの工夫がなされていてとても関心しました。
頭をつかえば、なんでもできるんだなって思いました。
日本ももっとこういう環境のために工夫をする 努力をすべきだと思いました。

また、町の中では緑が多く、植物があると町が冷えて木の陰ができて涼しくなったり、
大きな道路や歩行者道路がたくさん作られていて空気がたくさん通って涼しくなるというこれらの利点を利用して町のヒートアイランド現象を抑えているそうです。
そのためベルリンの各地ではクーラーを使っていません。
自然の涼しい風などを上手く利用して町全体を涼しくしようとしているのです。

ドイツではこのようにどうやってこのような大きな町を自然を上手く利用して、冷やしていくかを常に考え努力しているんだなあと思いました。

お昼は、一心という日本食屋さんで食べました。
久々の日本食、久々のお寿司めちゃめちゃ最高でした( ˆoˆ )
デザートもみたらし団子や大学芋を食べれてほんとに幸せでした♡♡

その後は、つまづきの石を見ながら、ユダヤ人をかくまった隠れ部屋を見に行ってきました。
つまづきの石は、ユダヤ人の人がどこでいつ連行されいつ亡くなったかという事をきちんと記録をしておきたいと、ある団体の人たちが作っているものだそうです。
私もそれを見ながら、ああここで連行されてしまったのかと悲しい気持ちになりました。
そしてオットー博物館ではそこに住んでいたユダヤの人たちの写真や、やりとりしていた手紙、などその時に使われていたものが展示されていました。
私はオットーさんがたくさんのユダヤの人たちをナチスの人に賄賂をしたりいろんな手段を使って長い間かくまっていたのを聞いて私だったら出来るかと問われた時に当然の事ですがそれが見つかったら自分の身も危ないし全員を守れるとも保証できないしもしかくまっている事がばれたら私の罪は重くなりどんな重い罰を受けるかを考えると私は毎日おびえながら生活しその上みんなを守り続けるだなんて私には絶対に出来ない事だと思いました。

しかしドイツでは戦争を通して多くの人が苦しみ、自分たちが犯した大きな過ちを絶対に忘れようとはしません。
またヨーロッパは陸続きでその内部でたくさんの戦争をしたくさんの犠牲者が出ました。
ドイツはその過ちを犯した事を認め、謝罪したのです。
日本はなぜ、自分たちがしたことを謝ろうとしないのかそしてなぜ自分たちがしたことを忘れようとするのか不思議でなりません。
どれだけ平和主義だと言っても昔の過ちを現代の若者たちにどんどん伝えていかなければまた同じ事が起こってしまうのではないかと私は不安でなりません。

ドイツでは二度と同じことを繰り返さないためにもできるだけ多くの人に戦争の真実を伝える活動をたくさんしています。
また戦後に、ヨーロッパ諸国と過去を忘れ、手を繋いで仲良くしようと友好関係を築くためにEUという連合ができました。

私はこういうドイツのプラスに物事を運ぼうとする姿勢がとてもすばらしいと思いました。

日本もきちんと、自分たちのしたことに責任をもって過去から物事をプラスに学んでいくべきだと思いました。

お疲れ様でした。
ぐーてんなはと

文責:小玉直也

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