2011年12月22日木曜日

相馬市長との懇談

岩手県、宮城県、福島県のいろんな被災地を見てきましたが、相馬市では本当に魅力ある支援を行政が県や国のマニアルを超えて独自で財源を作って支援が広がっている。

医師出身という事も有り、原発事故以降は避難弱者への対応を最優先に考える。
自衛隊から撤退要請があったものの、政府の指示には従うが自衛隊の指示には従えないと市役所に残る事を職員に指示。
そこに自衛隊員が防毒マスクと完全防備で100人の隊員が庁舎の中に入って来た際、これは尋常じゃない事が起きていると実感したそうです。




画期的な施策の1つ目に、震災遺児孤児への支援を独自に基金3億4千万円あつめ、18歳になるまで毎月3万円の生活援助をしていく事になる。

そして、避難所での炊き出しを引き続き仮設住宅でも毎日3000食を準備し、集会所で毎日、夕食を配布して、独居の方は集会所で一緒に食べ顔を合わせるシステム作り、その食事を作るために給食センターで別途35人被災者を臨時雇用してすすめている。
経済自殺を無くすため無料法律相談を市が開設したり、緊急時の自衛隊への毅然とした対応、漁協や農協やNPOなどとの連携など、私たちも学ぶ事が多かったです。

市長が多忙で席をはずされた後も、いろいろ享受していただいた秘書課の阿部係長ありがとうございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿